タレントの安めぐみさんとの間に、9歳の長女と2024年に生まれたばかりの次女を育てる東貴博さん。東さんは、仕事、育児に加え、2021年に駒澤大学法学部政治学科に入学。24年3月までの3年間で、必要単位を全て取得し、自主中退したことで話題を呼びました。仕事に子育てに「学び直し」にと奮闘する東さん。そのバイタリティーの源とは? ※前編<東MAXが語る、9歳長女の子育て「朝ごはんもリクエストに合わせて作っています」>から続く
【写真】長女と夜景デートを楽しむ東MAXさん(ほか全6枚)一か八かで大学入試に挑戦。「学ぶなら今しかない」
――2024年春、駒澤大学法学部での学びを終えられたとのこと。芸能界で活躍され、とてもお忙しい中、大学進学を決めた理由は?
昔から、大学にはいつか行ってみたいという気持ちはあったんです。でも、18歳の時は受験に失敗して、さらに父親(故・東八郎氏)が亡くなってしまったこともあり、大学に行ってる場合じゃなくなったんですよね。
そこからはもう仕事だけに突き進んで、おかげさまで順調にやってこられて。ずっと大学のことなんて、忘れていたんです。でも、師匠である欽ちゃん(萩本欽一氏)が、古希を過ぎてから大学に入学したと聞いて、「すごいな!」って。やっぱり楽しそうだなぁと思ったんですよね。自分も挑戦してみたいと思うようになったんです。
――でも、よく勉強する時間が取れましたね。
幸か不幸か、当時、コロナ禍で、仕事にも少し空きができたんですよ。大人の学び直しで「リスキリング」も話題になってたでしょう。僕は、学び直したいんじゃなくて、元々、学んでないんですけど(笑)、「大学に行くなら今しかない」と思って。
受かるとも思ってなかったけど、まずは半年くらい勉強してみて挑戦することにしました。社会人入試は苦手な英語もないですしね。ちょうど長女も小学校受験をする時だったので、「パパも一緒に勉強するわ」と伝えて頑張りました。そうしたら、なんと合格をいただいたんです。通うかどうかも迷いましたが、とりあえず行ってみようと。
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