見るのも見せるのも楽しいマジック。科学による「不思議な現象」は 物を使って体感すると、よりその原理に興味が生まれるはず。 マジックやゲームを通して科学の楽しさを伝える理系マジシャンのシンディーさんが、小学生ができる手法と謎解きのヒントを教えてくれました。子育て情報誌「AERA with Kids2024夏号」(朝日新聞出版)から紹介します。

MENU 1.【重心】 アルミ缶・千円札のバランス芸! 2.【光の屈折】色が消えたように見える魔法のワザ 3.【インクの性質】お皿に描いた絵が動きだす!

1.【重心】 アルミ缶・千円札のバランス芸!

 物体の重心を使ったバランス実験です。どうやったら写真のようにできるか、いろいろ試してみてください。マジシャンのような写真を添えて発表したり、動画に残したりするのも◎! 失敗も重要な研究結果です。

<アルミ缶のバランス芸> 

 中の液体は4分の1くらいの量を残し、水平の場所に置いて、どこまで斜めに傾けるか探ります。まずはいろんな量、いろんな缶でチャレンジ!

<千円札のバランス芸>

 千円札を3分割に折り、端っこに10円玉を隠します。両方の親指の上に三つに折った千円札をのせ、10円玉がないほうの指を外します。千円札だけではできないよ!

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AERA with Kids編集部
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