あとはチキンライスですね。オムライスの中身のようなケチャップライスを1食分ずつ小分けにして冷凍します。食べる時はレンジでチンして、スクランブルエッグのようなものをちゃちゃっと上にのせればオムライス風になります。「今日は作る時間がない!」という時に便利です。
もちろん冷凍食品やお惣菜もがんがん活用します。時々作るお弁当なんて毎回同じメニューですよ。小さいウインナーにキャラクターのかまぼこ、それから冷凍食品の串に刺さった肉団子は鉄板です。キャラ弁なんてものは作りません。
――洗濯のほかに省エネ化している家事はありますか。
掃除ですね。基本的に床の拭き掃除、風呂掃除はしません。トイレは汚れが目立ったらという程度。年末の大掃除もしません。普段の掃除は掃除機をかける程度です。床の拭き掃除は何かこぼして拭かざるを得なくなったとき、明らかにベタベタしているときくらいですね。まさに昨日、鉛筆削りをばぁっとダイニングにこぼして黒い粉が床に散ったんです。そういうときは拭き掃除のチャンス(笑)。だからダイニングの床だけは比較的きれいです。お掃除ロボットがあるといいのですが。
お風呂掃除は湯船にお湯を溜める前に、ぬめりを取るくらい。日本の妖怪にお風呂の垢を舐める「あかなめ」っていうのがいるんですけど、「うちに欲しいね」って子どもと言ってます(笑)。でも最近は夫が劇的に変わってくれて、私以上に凝ってお風呂を掃除してくれています。
五男が誕生後、妻の大爆発で劇的に変わった夫
――夫婦の役割分担は?
実はこの1年で夫は激変したんです。5人目が生まれてから唯一できなかった料理にも参入してくれるようになって。今では土曜日の食事を担当してもらっています。
ここまで激変したのは理由があるんです。五男がまだ生後2カ月の頃、仕事で夫が夜も不在にすることが度々あって……。これまで「そういうものかな」と思ってひとりでがんばってきたんですが、「ん?おかしいぞ」と夫の立ち位置について考えるようになりました。夫自身、自分は育児の補助要員だと思い込んでいるのではないか。私と同じように関わるべきではないかって。それでついに私が爆発したんです。
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