その場合、たいてい息子とチームを組んで出場するのです。2人で力を合わせて闘うことがおもしろくて、ついつい夢中になってしまいます。でももちろん「ゲームは1時間」のルールは守らなくちゃいけません。
息子にとって貴重なゲーム時間なのに、「ママ~、いっしょにやろう」って誘いに来てくれるのがかわいいですね(笑)。私はヘタなので息子の足を引っ張っちゃうのですが、息子はいっしょにやりたがってくれるです。
息子や娘を見ていると、ただゲームが好きというよりは、ゲームを通じて誰かとつながっていたいのかな、と思います。友だちや家族といっしょに喜んだり、悔しがったりしたくて、そのツールがたまたまゲームだというだけ。
息子はレゴも好きで、これも「いっしょに作ろう」と言います。だから娘や夫も参加して、家族で作ることも多いですよ。
0歳の次女を散歩に連れて行ってくれることも増えました。1時間くらい外で遊んでくれた日もあります。ゲームしているときと同じくらい楽しそうで、見ているこっちもあたたかい気持ちになります。
成長にともなって、この家族の関係も少しずつ変わっていくのかもしれません。そう思うとますます貴重な「家族の時間」。ゲームも上手に利用しながら、楽しんでいけたらいいなと思います。
(構成/神 素子)
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