さらに、チェンマイで収穫した藍を使った染め物体験も。天然の藍を発酵して作る藍染めは防虫効果があることから、タイでも農作業の際に重宝されてきたそう。

藍染め体験では、輪ゴムや竹箸を使って好きなデザインを生みだします。どんな模様か染め上がるまでわからないので、ワクワク感が高まります。

　稲作文化の中で生きてきた先人の知恵を知り、日本とタイの文化のつながりを感じる体験は、主食の米に対しての広い視野を、子どもたちに与えてくれそうです。

アルビノのピンク色の水牛も。最初は水牛の大きさに怖がっていた息子も、穏やかな性質に自分からお世話するようになりました。

（文／仲山今日子　写真／仲山さん提供）

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朝日新聞出版

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