矢萩:それはすごく大事なポイントかもしれないです。中学受験をしたという経験が良かったと思っているのか、中学受験で学んだことが役に立ったと思っているのか、あるいは、結果進学した私立の学校に行った経験が良かったと言っているのかがわからない。そこが明確になったら、方向性はシンプルになるかもしれない。私立に行ったことが良かったんだったら4科でない新タイプ入試っていう線もあるし、中学受験の勉強が良かったんだったら、別に受験するとか合格を目指すとかではなくて中学受験のコンテンツで学ぶこともあり、という話になります
安浪:お母さんの「中学受験が良かった」という体験をもう少し整理してちゃんと分析されると、家族みんなが納得する道が見つかりそうですね。
(構成/教育エディター・江口祐子)
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