内向的な子どもは、競争が苦手なケースが多いといいます。しかし、学校や習いごとでは競い合うことが多く、競争を避けるのは難しいものです。こんなとき、親はどのような声がけをするのがよいでしょうか? 元スクールカウンセラーで臨床心理士の吉田美智子さんの著書『声かけで伸ばす 内向的な子のすごい力』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)では、内向型とHSC(Highly Sensitive Childの略)型の二つのタイプについて、それぞれの接し方を紹介しています。
【写真】まずは内向・HSC型 どちらに当てはまるかチェック!
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【学校生活のお悩み】競争が苦手
【内向型】〇子どもの取り組みを見て「よくがんばってるね」と認める
【HSC型】〇無理のない範囲で自分なりの目標を決める
×「競争が苦手なんて情けないよ」
×「プライドが高すぎる」
×「勝ったら欲しいものを買ってあげる」
まずは、子どものタイプが内向型かHSC型か、チェックしてみましょう。当てはまる数が多いほど、その性質の傾向が強くなります。同数の場合は、子どもの様子を見ながらどちらの性質で困っているのか判断しましょう。
【学校生活のお悩み】競争が苦手
外向的な子どもは他の子と競争することで、いつもよりやる気がでたり、がんばれる性質です。しかし、内向・HSC型の子どもたちは、競争するとパフォーマンスが落ちる傾向があるといわれます。
学校や習いごとでは競い合うことが多く、競争を避けるのは難しいものです。では、競争に直面した子どもに、どう対応してあげるとよいでしょうか。
では、苦手な競争をしないといけないとき、内向・HSC型の子どもにOKな接し方をみていきましょう。
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