16日は父の日。過去に話題になった記事から、父親の子育てについて振り返ります(2024年5月19日記事の再配信です)

MENU 長髪ロッカーの俺がPTA⁉ 父としての思いをつづった歌が合唱曲に PTAもバンドもチームプレー 息子たちに「あいさつはデカい声出せよ」

 ミュージシャンのダイアモンド☆ユカイさんには、3人のお子さんがいます。パワフルな歌声で多くの人を魅了してきたロックシンガーでありながら、実は長男と次男の幼稚園時代から通算6年にわたりPTAの副会長や会長を務めたという、意外な経歴も持つユカイさん。PTAに参加したきっかけや、活動中のエピソードをお聞きしました。​※<後編>PTA会長だったダイアモンド☆ユカイに聞く、「息子から褒められた」卒業式の“スピーチ”とは? に続く

長髪ロッカーの俺がPTA

――現在娘さんは中学3年生、双子の息子さんは中学1年生とのことですが、PTAにはいつから参加されたのでしょうか?

 ボーイズツーメン(双子の息子たち)が幼稚園の年中のときからです。初めは副会長で、翌年は会長、小学校でも3、4年生で副会長、5、6年生で会長をやらせてもらいました。

――幼稚園でPTAに携わるようになったきっかけは何だったのでしょうか?

 たまたま「やってみませんか?」って声をかけてくれた人がいたんです。もちろん不安はありましたよ。仕事と両立できるかというのもあるし、そもそもこの長髪でしょう(笑)。保護者としても存在自体がはみ出してる俺が、PTA副会長なんてできるのか?と。それでもみんなの役に立てるならという気持ちはあったし、お遊戯会でちょっと歌ってみるとか、ダイアモンド☆ユカイだからこそできることもあるんじゃないかと思って引き受けたんです。でも、いろいろな事情があって、幼稚園のPTA活動ではほとんど何もできずに終わりました。

 だから息子たちが小学校に入学したときは、もうPTAは難しいなと思っていましたが、当時のザ・会長が声をかけてくださって。ちょうどコロナ禍が始まり世の中の元気がなくなってきたときで、「今こそ、ユカイさんの力をお借りしたい」と言っていただき、迷った末に「副会長ならば」と引き受けました。それで2年後、会長のお子さんが小学校を卒業するときに「今度は会長をお願いします」ということになったんです。

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木下昌子
木下昌子
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