「英語を『話すのが好き』といっても、人と話すのが好きな子もいれば、音読や発音に興味がある子もいる。英語が好きか嫌いか、ではなく英語の何が好きなのか、ぜひ解像度を上げて見つけ、そこを伸ばすようにしてほしいのです。そうすれば嫌いになることはないし、中学でその土台を生かせると思います」
英語の何が好きなのか、よく観察し、見つけていきましょう。
英語力はあとからついてくる 少し先を見ながら続けるための3つのコツ
「英語が嫌いという子の何割かは、英語の話になったときの親が嫌い」だといいます。上手な「英語の種まき」の方法はあるのでしょうか? 関先生に伺いました。
1 )4技能の完成形を目指さない
4技能「読む、書く、聞く、話す」のうち、子どもが好きな1技能を100%、もしくは2技能を50%ずつ伸ばすのがおすすめ。好きな技能に注力すると、子どもはどんどん伸びていきます。もし技能を選ぶなら「聞く」と「読む」。
2 )ネット情報、他人との比較はNG
ネット情報は勧誘情報が多いため本質が見えにくいことも。検索するときはあおり文句を引き算して確認を。一生の英語力が小学生のときに決まるわけではないので、ほかの子と比較せず、わが子の成長を見ていきましょう。
次のページへ英語で何するのが好きか、探してみて!