A. 【2 音を鳴らす】
お尻からプッと空気がもれる「おなら」。しかし、なんで「おなら」っていうんだろう?
じつは空気がもれるときに音が鳴ることから、「鳴らす」が語源で、それが上品に聞こえるように、「お」をつけたんだ。
ちなみに昔は、音がする「おなら」を「おなら」と呼んで、音がしない「おなら」は「屁(へ)」と呼んでいたんだ。
江戸時代(1603~1867年)の発明家、平賀源内が書いたおならの研究書「放屁論」には「一番上品なおならはプッという音で、音のしないすかしっ屁がもっとも下品」と書かれているそうだよ。
そんな理由!! アレにもコレにも! モノのなまえ事典 (単行本)
杉村 喜光,大崎 メグミ