とにかく出かけて、世界を広げてみよう

――読者のお便りの中には「4月のクラス替えが怖い」っていう声も多いのですが……。

芳根:気持ち、わかります!  私も本当に4月が苦手でした。でもね、勇気を出して隣の席の子に声をかけてみて。自分から一歩踏み出せば何かが変わるかもしれません。応援しています!

【教えて!芳根さん】

「ジュニアエラ」に寄せられた子どもたちのお悩みに、芳根さんが答えてくれたよ!

Q リコーダーのタンギングがうまくできません。(りんごあめ・8歳)

A 確かに難しいよね。でも練習するしかない!  1日5分でもいいから練習していけば、きっとうまくなると思う。続けることが大事です。そして精いっぱいがんばったら、あとは演奏を楽しんでほしい。音楽って上手にやるよりも、楽しんでやることのほうが絶対大事だから。

Q 自分が何をやりたいのかわからない。けど、何かやりたいときはどうすればいいですか?(雪月花・12歳)

A やりたい気持ちがあるって素敵!  何をやればいいかわからないなら、まずは外に出てみよう。動物園でも美術館でも図書館でも、とにかく出かけてみれば、そこで何かに出会うかもしれない。近くの公園でもいいよ。世界が広がると、やりたいこともきっと見えてくるから。

(文・神素子)

ジュニアエラ 2024年 3月号 [雑誌]

朝日新聞出版

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神素子
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