「小学生に読んでほしい読み継がれる名作」を、子どもの本に詳しい「こども本の森 中之島」の館長と「もりびと」の皆さんに選んでもらいました。今回は、小学校低・中学年向けの本をピックアップしてお届けします。
【写真】開成高校出身・ぎん太さんの本棚はこちらきょうはなんのひ?
手紙を書く楽しさや、もらう嬉しさを味わえる絵本です。まみこが家の中に隠した10枚の手紙。お母さんが宝探しのように読み解くと、とっておきの結末が!
三まいのおふだ
子の自立を見守る「親への教訓」と、ピンチの時は焦らず対処するとうまくいくという「子どもへの教訓」。「昔ばなし」を親子で読んで語り合ってみませんか。
「ミッケ!」シリーズ
実写的な絵のなかに隠れているものを探す視覚絵本。1ページを集中し、注意深く見るようになるでしょう。文章を読んで探すので、知らない言葉の意味を聞いたり調べたりして、新しい言葉と出合えるのも楽しいです。
魔女の宅急便
新米の魔女キキと黒猫ジジが海辺の町で宅急便屋を始めた1年間を描いた物語。全6巻に番外編も。映画では知らなかったキキの生活をのぞいてみませんか?
光の旅 かげの旅
読み終わると「本をさかさまにしてごらん!」という文字。新しい発見がある、楽しい仕掛け絵本です。同じページなのに上下がかわると違う景色になる不思議さ。紙の本だからこその楽しみ方です。
(取材・文/AERA with Kids編集部)
※AERA with Kids2022年春号より抜粋。
※価格は税込み、掲載当時のものです。
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