子どもが反抗期で話しかけても「別に」しか返ってきません…。

POINT:親の役割は「見守ること」と心得よ

 心配になって近づくほど、子どもは離れていきます。「話したいことがあればいつでも聞くよ」という気持ちを伝えたら、あとはそっと見守りましょう。必要なのは子どもが素直な気持ちを吐き出せる場をつくること。そして、その相手が親自身でなくても、しゃしゃり出ないことです。塾の先生、祖父母など、少し遠慮がある関係のほうが、本音を言えることもあります。また、スポーツや稽古事がリフレッシュの時間になっているなら、できるだけ続けさせてあげましょう。(青山麻美さん)

 親の顔色をうかがって、無理に明るく過ごす子どもより、きちんと反抗期を迎える子どものほうが安心。「子育てはうまくいっていますよ」と伝えたいですね。親子の会話が少ないと心配になるかもしれませんが、同じ屋根の下で一緒に生活している事実そのものが大切なのだと、親はおおらかに構えましょう。子どもの立場からすると、ご飯やお風呂が用意してあり、家族と同じ空間で時間を過ごしていれば、それで満足しているもの。これも一つのコミュニケーションです。(鳥羽和久さん)

(文・平瀬菜穂子)

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