横浜市に住む大坂聡志さんは、小1のときにあやとりの魅力にはまり、作品を覚えるだけでは飽き足らず、自分でオリジナルの作品も創作。指導員の資格も取得し、この楽しさを多くの人に知ってもらうため、活動を続けています。小中学生向けのニュース月刊誌『ジュニアエラ2024年2月号』(朝日新聞出版)からお届けします。 

MENU  小1であやとりに夢中に、オリジナル作品も続々と完成 「あやとり教室指導員」の資格を活かし、あやとりを広める日々

 小1であやとりに夢中に、オリジナル作品も続々と完成

 ほうき、はしご、チョウ……輪になった1本のひもが、10本の指に操られ、魔法のように姿を変える。大坂聡志さんがあやとりの魅力を知ったのは小1のとき。車中でのひまつぶしにと母から教えられた。本を読み、さまざまな作品に挑戦。できたときの達成感は格別で、夢中になった。学校でも給食袋のひもを使って手を動かした。本にある作品は全部マスターし、手を動かすうちに新しい作品が自然と次々に生まれるようになった。

自宅の本棚はあやとりの本でいっぱい

 学校で習った日本の伝統遊びにお手玉やおはじきはあるのにあやとりがなくて驚いた。このままでは、あやとりが忘れられてしまう。みんなに魅力を伝えたいと思った。「あやとり教室指導員」の資格に挑戦し、2022年に当時史上最年少の7歳で合格。福祉施設などで活動している。

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AERA with Kids+編集部
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