ピアノを習っているのに「子どもが家で練習を嫌がる」　意外と多い“理由”とは？

よくある疑問にプロが回答！

Q1． 家での練習を嫌がる子に、どう対応すればいい？

A． 「ピアノは好きだけど、練習は嫌い」という子には理由があります。楽譜を読めないとか、曲が難しいということなら先生に相談を。意外と多いのが、親御さんが練習に厳しすぎること。できるだけ口は出さず、ピアノのふたをあけておくなど、練習したくなる環境を意識してみてください。ヤマハでは個人教室だけでなく、グループレッスンも推奨しています。他の子と一緒に弾く曲が、練習のやる気につながることもあります。
 

Q2． 教室や先生を選ぶコツは？

A． 大手の教室では先生を採用する時点でピアノの演奏スキルや指導レベルを確認し、採用後も随時講習するので、指導の質が保証されています。一方、個人教室の場合、ホームページなどで情報発信をしている先生なら、ある程度の情報を得ることができますが、指導の仕方まではなかなか確認できません。なので「〇〇音大卒」とか「〇〇コンクール優勝」といった先生のほうがいいと考えたり、口コミで評判のいい近所の先生を探したりする親御さんも少なくないようです。でも、ピアノを習うのは子ども自身。子どもが通いたい雰囲気の教室や、子どもと相性の合う楽しい先生を選ぶことが一番です。事前にレッスンを見学するか、できれば体験レッスンを受けて、先生との相性を確かめてみてください。