<親がアタックで子どもがレシーブの場合>
アタックの親は個人の成果を重視するけれど、レシーブタイプの子どもは仲間の関係性が大事。「上を目指して!」「◯◯くんに負けないでがんばって!」と競争心をあおるとやる気ダウン。「ほら、言ったとおりでしょ」と親主体の声かけもNG。子どもを立てて「◯◯が頑張ったからよくなったね」「◯◯のおかげでこうなったよ」と子どもを立ててほめることを意識しましょう。
<親がレシーブで子どもがアタックの場合>
親がレシーブだと「こうしてくれるとお母さん嬉しいな」と他者のために頑張ってほしいように言ってしまいがちです。しかしアタックタイプの子どもは自分のために、自分で決めて頑張れるタイプなので「だから何?」と思ってしまいます。「すごいね、さすがだね」と自分でできた成果や達成感を認めたり、「自分はどうしたい?」と本人の意志を聞いたりするようにしましょう。
いかがでしたでしょうか。親としては子どもがやる気を出すと思ってかけたことでも、タイプが違うと逆効果になります。ぜひ参考にして子どものやる気を引き出してみてください。次回は「物事の判断の仕方」を示すシンキングタイプとフィーリングのタイプを見ていきます。
AERA with Kids (アエラ ウィズ キッズ) 2018年 秋号 [雑誌]
高濱正伸,安浪京子,tomekko

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