「勉強量は親が押しつけないで。子どもが納得した分が適量」 教育系YouTuber葉一さんがアドバイス (1/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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「勉強量は親が押しつけないで。子どもが納得した分が適量」 教育系YouTuber葉一さんがアドバイス

三宅智佳AERA
親がうるさく言わなくても、子どもが自分から勉強したくなる学習習慣を身につけられたら親子ともストレスが減る(写真/iStock)

親がうるさく言わなくても、子どもが自分から勉強したくなる学習習慣を身につけられたら親子ともストレスが減る(写真/iStock)

授業動画が人気の教育系YouTuber葉一さん(撮影/写真部・戸嶋日菜乃)

授業動画が人気の教育系YouTuber葉一さん(撮影/写真部・戸嶋日菜乃)

「勉強しなさい!」とうるさく言うのは、大人だってイヤです。子どもが自分から机に向かうためにできることは? 好評発売中の「AERA with Kids夏号」では「最強のおうち学習」を特集。夏休みに向け、自宅で学習習慣をどう身につけるかについて、話題の教育系YouTuber葉一さんにアドバイスをうかがいました。

【写真】授業動画が人気の教育系YouTuber葉一さん

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 教育系のYouTuberとして、小学生から高校生までの授業を動画で行う葉一さんは、「小学生のおうち学習は、自分に合った勉強のやり方を探す『勉強の練習』時間だと思っています」と話します。

 大人の役目は、子どもが自分流の勉強スタイルを見つけるサポートをすること。

「『やった』と『覚えた』は、一見同じに見えますが、まったくちがいます。たとえば漢字を五つ覚えてくるという宿題で、それぞれ『10回書いた』としても、はたしてその漢字をちゃんと『覚えた』かどうかは別問題。この宿題の目的はあくまで漢字を覚えることなのですが、親御さんはつい『回数』にこだわってしまうのです」(葉一さん)

 漢字なら同じ漢字をたくさん書く、計算ならとにかく数をこなすなど、ノートを埋めることを「勉強」と思いこみがちです。

「大切なのは、ノートを『埋める』ことではなく『覚える』、『できるようになる』こと。もし2回書いて覚えられたら、それでOK。大人がそこを理解できていれば『すごい、2回で覚えたね! じゃあ、次にいこうか』と、効率化の手段や、『今日はたくさんがんばったから、明日は三つでおしまいにしよう』など、ラクする勉強テクニックを教えたりすることもできます」

●夏休みの学習は、宿題と99%の復習でOK

 自宅学習の習慣は、これから訪れる夏休みに向け重要度が増します。そのときに親が気を付けるべきポイントも教えてもらいました。

 中学受験を考えているなら別ですが、基本的に夏休みは学校の宿題と復習をメインにしましょう。たしかに、予習をしておけば、夏休み明けに授業が一時的にラクなのは事実。そのため、親はつい予習をやらせようとしがちです。しかし、一から習得しなければならない予習は、復習に比べると、エネルギーも時間も相当消費するもの。子どもがある程度理解しているところをしっかり復習するほうが、学習も深く定着し、親子とも心が穏やかでいられるのです。


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