親が“ありがとう”を言わない「感謝軽視バイアス」が子育てに影響するのはなぜ? (2/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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親が“ありがとう”を言わない「感謝軽視バイアス」が子育てに影響するのはなぜ?

星渉AERA#神子育て
※写真はイメージです(gettyimages)

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星渉(ほし・わたる)/作家、講演家。著書に『神メンタル』『神トーーク』『99.9%は幸せの素人』(すべてKADOKAWA)は累計30万部を超えるベストセラー。5月7日(金)には紀伊国屋書店主催で星渉さんの「神子育て」オンライン講演会開催。申込は以下から https://store.kinokuniya.co.jp/event/1616654882/ (写真:本人提供)

星渉(ほし・わたる)/作家、講演家。著書に『神メンタル』『神トーーク』『99.9%は幸せの素人』(すべてKADOKAWA)は累計30万部を超えるベストセラー。5月7日(金)には紀伊国屋書店主催で星渉さんの「神子育て」オンライン講演会開催。申込は以下から https://store.kinokuniya.co.jp/event/1616654882/ (写真:本人提供)

 私もかつて、日本一の個人投資家と言われた故・竹田和平さんが1日3千回ありがとうと言っていたと知り、同じことをやってみようと思ったんですね。毎朝約40分、身支度やその日の仕事の準備などをしているときに、「ありがとう、ありがとう」と言い続けてみたんです。そうすると、50~60回くらい言ったところで、ろれつが回らなくなるんです。そのとき、「ありがとう」って意外と言い慣れない言葉なんだなあ、ということを実感しましたね。

 それでも1ヶ月ぐらい言い続けると完全に体に入り、ふだんの会話の中でスッと出てくるようになりました。ですから、今まで経営者の方たちにも、1日何回も「ありがとう」を言う練習をすることをアドバイスしていました。だってそれが相手の自己重要感を満たす最強の方法なんですから、経営者の方ほど部下や取引先の人に言うべきなんです。

 さらに「ありがとう」をバージョンアップさせる言い方をお教えします。

「〇〇してくれてありがとう」と相手の行動に対して言うのでもいいんですけど、相手の性格とか存在に対して褒めてあげるともっといいんです。「〇〇してくれてありがとう。やさしいね」とか「〇〇してくれてありがとう。すごく頼りになるよ」とか。

 このように行動+存在を褒めながら感謝を伝えることこそ合わせ技一本! 相手の自己重要感を最高に高めます。お子さんに言うなら「生まれてきてくれてありがとう」「ママの子でいてくれてありがとう」などを伝えるのもいいですね。

 これこそ、かけがえのない素敵な言葉だと思いませんか?

※星渉さんの新刊『科学的にイライラ怒りを手放す神子育て』(朝日新聞出版)から


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