田中みな実 一皮むけた自分は「流れに身を任せて」発見した 今年見据えるものとは 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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田中みな実 一皮むけた自分は「流れに身を任せて」発見した 今年見据えるものとは

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清野由美AERA

「田中みな実買い」という言葉が生まれるなど、昨年はフリーアナウンサーとしても俳優としても躍進を果たした田中みな実さんがAERAに登場。AERA 2021年1月11日号から。

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 TBS局アナ時代は「ぶりっこ」として、マツコ・デラックスらの「女子アナ、大嫌い!」といういじり芸の標的になり、女性からは反感を買った。

 昨年、オセロゲームのように、その潮目が変わった。2019年末に刊行した『田中みな実1st写真集 Sincerely yours...』は、発行部数60万部超えの大ヒット。美しさが話題を呼び、ファッションやメイクなど「田中みな実買い」ブームも湧き起こった。

 ドラマ「M 愛すべき人がいて」では、蜜柑色の眼帯をして、恋敵に「許さな~~~~いっ」と上目遣いでセリフを吐き出す怪演ぶりが、視聴者の度肝を抜いた。

 本人は、「ブームといわれても全然ピンと来ない」と、淡々としている。

 TBS時代から「アナウンス技術は常に磨いていた」と自負するように、語り口は明晰で、バラエティー番組のMCも的確にこなす。それでも、フリー転身後にメインMCを掴んだ昼帯の情報番組が視聴率不振で終了した経緯もある。

「あの時はアナウンサーとして認められたい気持ちが強くて、自分で自分を縛っていたんだと思います」

 エゴを一度消して、周囲の熱意やすすめに自身を委ねたら、思わぬ道が開けた。

 華やかなメディアの世界で、「ブームになって売れて、ある時、ふっと消えている人」をたくさん見てきた。その中で、自分がどのような足跡を残せるか。模索は今年も続く。

「現場で接するプロフェッショナルの方たちに恥じない仕事を、真摯(しんし)に行っていく。それしかないと思っています」

 そう語る言葉に、一皮むけた田中みな実が宿っている。(ジャーナリスト・清野由美)

AERA 2021年1月11日号


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