「こんなはずじゃなかった」今年の空白感は挫折訓練だと思って 自分を修復する方法をしいたけ.さんがアドバイス (1/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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「こんなはずじゃなかった」今年の空白感は挫折訓練だと思って 自分を修復する方法をしいたけ.さんがアドバイス

連載「午後3時のしいたけ.相談室」

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しいたけ.AERA#しいたけ.
占師、作家 しいたけ.

占師、作家 しいたけ.

※写真はイメージ(gettyimages)

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 AERAの連載「午後3時のしいたけ.相談室」では、話題の占師であり作家のしいたけ.さんが読者からの相談に回答。しいたけ.さんの独特な語り口でアドバイスをお届けします。

【絵でわかる】しいたけ.流“タイプ別トラブル回避法”

*  *  *
Q:あとひと月で20歳が終わります。1年浪人して、昨年大学生になりました。大学で何を頑張ったか、と考えていたら、思いついたのは19歳の時の出来事ばかり。今年自分は何をしたんだろう。あとひと月で何ができるだろう。迷いと、大きい不安と小さい不安。こんな年があってもいいのかな。何ができるか、勝手なプレッシャーもじわじわと。(女性/大学生/20歳/てんびん座)

A:今年は全員が「遭難」に近い状態にあったと思います。例えばおはようってあいさつして、2、3言話すとか、人の顔を見るってすごく大事な儀式だったんだなと気づかされた。完全に人と会えない状況にいると、考えなくていいことも考えて、自分で抱えすぎてしまうことがあります。

 あなたの場合、20歳というメモリアルな年齢で、なおさらだったかもしれません。

 人ってどうして頑張れるのかというと、変化があるから。頑張ると結果が変わるとか、周りの人の扱いが変わってくるとか、変化が見えるからこそ頑張れる。遭難状況でつらいのは、無変化なことです。多くの人は「何のために頑張るんだろう」という気持ちが強くなったと思います。

 ただ、いい方向で捉えるとすれば、この強制的に遭難させられた期間は、挫折訓練になるんじゃないかなとも思うんです。人生の中で挫折はいつ襲ってくるかわかりませんが、挫折に陥ったときに最初に出てくる言葉は「こんなはずじゃなかった」です。自分が期待していた変化や努力のイメージに対して、1%ぐらいしかできなかったら、自分にがっかりするし空白感や、虚無感が出てきてしまう。挫折に対する備えをどうやるか。

 僕もやっているんですが、お勧めしたいのが瞑想です。目を閉じて、息を吸うときに1、吐くときに2、また息を吸うときに3って数えて、数字に集中する感じ。その間、今の自分の事情から離れることができます。いろんな心配事や抱えている問題から離れられる。24時間毎日自分を抱え続けるのは、むしばまれていくというか自分の気持ちが傷んでいくことでもあるから。瞑想で自分の事情から離れて、自分を修復することができるんです。1日5分でいいから、やってみてください。


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