※写真はイメージ(gettyimages)
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 セカンドアルバム「L&(ランド)」のリリースを9月2日に控えるKing & Prince。メンバーがドラマや映画で活躍し、注目される機会が増えているが、グループの仲の良い関係はずっと変わらないという。AERA 2020年8月24日号に掲載された、メンバーの岸優太さんのインタビューを紹介する。

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 (メンバーの平野)紫耀のドラマや(永瀬)廉の映画の主題歌など、僕らの名刺代わりになる曲から、メンバーがそれぞれプロデュースしたチャレンジングな曲までいろんな曲が入っていて、こういうアルバムを出せるのはありがたいなぁと思います。

 メンバーが主役を務めるドラマや映画の主題歌が増えるのは嬉しいですし、頼もしさも感じますよね。俺、「未満警察」を普通に視聴者として楽しく見てますから。紫耀に会った時に「あ、ジロちゃんだ」って思っちゃって。テレビに出てる人だ、みたいな(笑)。一応、自分もテレビに出させていただいていますが、昔から知ってる人がドラマに出てるって、いまだに不思議な感覚になるんですよ。

 メンバー同士の楽しい関係性はまったく変わらず続いてます。現場が長い時とか、みんなが次々にギャグをぶっこんで、笑って、全員がテンションを上げる。それはどの現場でも同じで、たくさんのアーティストの方が出演するような緊張感漂う音楽番組の本番前とかもそうなんです。自分はすごい緊張しちゃうので、そのおかげで気持ちが和らぐというかリラックスできる。本当にこのメンバーでよかったなぁ、と感じる瞬間ですね。

 今の幸せですか? 夏に触れている時間ですね。今年は梅雨が長かったけど、たまに大きい雲の隙間から、もうそろそろ夏が来るよって太陽が語ってるように思えてきて……ハイ、僕、けっこう詩人なんですよ。遠くからでもいいから海が見たい。車の窓を開けて思いっきり匂いを嗅いで、五感で夏を感じたいです。

(ライター・大道絵里子)

AERA 2020年8月24日号より抜粋