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貴金属会社VSネット証券、純金積立を始めるならどっち

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新藤良太,伊藤忍AERA#お金
※貴金属会社大手3社の純金積立サービス比較表。年会費や手数料は税込み(消費税8%時、2019年6月25日現在)

※貴金属会社大手3社の純金積立サービス比較表。年会費や手数料は税込み(消費税8%時、2019年6月25日現在)

※ネット証券で純金積立を取り扱っているのは、この3社。年会費や手数料は税込み(消費税8%時、2019年6月25日現在)

※ネット証券で純金積立を取り扱っているのは、この3社。年会費や手数料は税込み(消費税8%時、2019年6月25日現在)

■ネット証券は品揃えの豊富さと手軽さで人気 

 ネット証券でも純金積立サービスを取り扱っている。金以外にも株や投資信託など金融商品の品ぞろえが豊富なネット証券。最近は積立手数料を引き下げるネット証券も登場した。ただ、金の専門業者ではないため、金の現物引き出しに関しては少し弱い面もある。

 ネット証券で純金積立サービスを提供しているのはSBI証券、マネックス証券、楽天証券。いずれも年会費・保管料とも無料で、コスト面は優秀だ。

 SBI証券の「金・プラチナリアルタイム取引」なら月々1000円から純金積立が始められ、積立手数料(税込み。以下同)は2.16%。また、金のスポット購入もほぼ24時間リアルタイムで取引可能なのはネット専業ならではの強みだろう。
積み立てた金はニューヨークの保管先で、顧客名義で特定保管される。ただし、現物の金の引き出しは1キロとハードルが高め。月々支払った手数料の1%相当のSBIポイントが還元されるサービスも行っている。

 マネックス証券が提供する「マネックス・ゴールド」の純金積立は定額・定量プランの2種類があり、定額プランは月々1000円から始められる。積立手数料は2.7%。ネット証券の中で、100グラム単位で地金の引き出しができるのはマネックスだけ。

 楽天証券の「金・プラチナ取引」の純金積立は、最近、積立手数料を業界最安値水準の1.62%に下げ、スプレッドもリーズナブルに改定した。積み立てた金はロンドンで消費寄託の形で保管される。なお同社は、現物の金の引き出しには対応していない。

 手数料や取引のしやすさで使い勝手のいいネット証券だが、金の現物引き出しの面では貴金属会社に比べて弱い。

●金という資産の値上がり益を目的に、株や投信も一緒に投資したいからネット証券
●現物の金としての引き出しやジュエリー換金などの楽しみも考慮して、貴金属会社

 純金積立を選ぶ際の考慮事項は、この2つになる。

(取材・文/新藤良太、伊藤忍)

※アエラ増刊「AERA with MONEY 毎月3000円で純金投資」の記事に加筆・再構成


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