大規模な自然災害続いた2018年 高まるリスクへの対処法とは? (2/2) 〈AERA〉|AERA dot. (アエラドット)

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大規模な自然災害続いた2018年 高まるリスクへの対処法とは?

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大阪北部地震 (c)朝日新聞社

大阪北部地震 (c)朝日新聞社

西日本豪雨 (c)朝日新聞社

西日本豪雨 (c)朝日新聞社

台風21号 (c)朝日新聞社

台風21号 (c)朝日新聞社

<国内で震度7を観測した地震>
◎阪神・淡路大震災(内陸型)
発生日:1995年1月
マグニチュード:7.3
死者・行方不明者の数:6437人

◎新潟中越地震(内陸型)
発生日:2004年10月
マグニチュード:6.8
死者・行方不明者の数:68人

◎東日本大震災(海溝型)
発生日:2011年3月
マグニチュード:9.0
死者・行方不明者の数:1万8432人

◎熊本地震(内陸型)
発生日:2016年4月
マグニチュード:6.5と7.3
死者・行方不明者の数:50人

【草津白根山が噴火】
●1月23日 午前10時5分ごろ
●死者1人
 群馬県草津町の草津白根山が、突然、噴火した。近くのスキー場に多数の噴石が落下し、1人が亡くなった。気象庁は国内111の活火山のうち50山を24時間観測しており、草津白根山も観測していたが、警戒していた峰とは別の場所で噴火が起きた。

【西日本豪雨】
●7月5~8日ごろ
●死者・不明者236人(※10月4日現在)
 停滞した梅雨前線と台風7号の影響により、暖かく非常に湿った空気が大量に流れ込み、西日本を中心に、「数十年に一度」の大雨が広範囲で降り続き、土砂災害や河川の氾濫をもたらした。
 気象庁は「ただちに命を守る行動が必要」と判断して、11府県に大雨特別警報を発表したが、夜中に集中豪雨があった地域もあり、岡山・広島・愛媛を中心に15府県で236人の死者・不明者が出た。住宅被害は岡山、広島、愛媛の3県で全壊6554棟、半壊9593棟に及んだ。

【猛烈な台風が相次いで上陸】
 今年は大型の台風がたたみかけるように日本列島を襲った。とくに台風21号は、日本列島に上陸した中では25年ぶりの強さで、9月4~5日にかけて関西地方などで猛威をふるった。すさまじい強風により倒木が家をつぶすなどして10人以上が死亡。高潮が津波のように押し寄せ、大阪の関西空港は水没。空港の連絡橋にタンカーが激突して亀裂が入り、約8千人が孤立した。浸水後、車両が炎上する火災も相次いだ。

【「災害級」の猛暑】
 埼玉県熊谷市で国内の観測史上最高を約5年ぶりに更新する41.1度を記録。全国の観測地点の約4分の1で最高気温が35度以上の猛暑日となり、各地で熱中症とみられる死者も出た。気象庁は「命の危険がある暑さ。一つの災害と認識している」と危機感を示した。

■<サバイバル> 自分が暮らす地域の弱点を知ろう

 自然災害のリスクは場所によって異なる。地域ごとに自然災害の危険度を示したハザードマップを入手して自宅や学校、通学路の危険度をチェックしよう。避難場所、避難経路、連絡方法は複数、家族と一緒に考えよう。自分で考え、判断し、行動する力をつけることが大事だ。

●サバイバルのヒント
噴火…火山灰はガラスの破片に近い。外出時はゴーグルやマスクをつけよう。
豪雨…すでに豪雨なら無理せず家の上階へ、がけの近くなら反対側へ避難。
地震…姿勢を低く、頭を守り、揺れが収まるまで動かない。火を消すのは、落ち着いてから。
津波…率先して高台へ。一度引いても、津波は何度もやってくる。
備え…最低3日間、自力で暮らせるよう食料等の準備をし、訓練をしておく。

※月刊ジュニアエラ 2018年12月号より


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