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社員同士の軋轢でリストラ 合併が会社をダメにした例

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AERA#仕事

 近年、珍しくはなくなった企業同士の合併。しかし中には社員同士の軋轢が生まれ、それにより会社がダメになることさえある。

 IT企業のX社を今年リストラされたマネジャー職の女性(51)は、会社の末路を黙って見ているしかなかった。2年前、女性の前職のY社と同業の外資Z社が合併してできたX社では、出身社ごとに派閥ができ、相手を蹴落とそうと露骨なポスト争いが繰り広げられた。

 会議中、外国人社長の前でY社の幹部が英語で報告していると、Z社の幹部が日本語で「バカ言ってんじゃねーよ」と毒づく。仲違いのせいで、Y社とZ社の社員が手を組めばできたはずのビジネスもできなくなり、業績が急落。結局、Y社出身の社員は部門ごとリストラされた。

「Z社の社員が憎いのではなく、彼らを黙認した会社が憎い。社長が、面倒でも会議を細分化して両社の対立を防いだり、社員の不満に向き合ったりしていれば、社員はここまで暴走しなかったはず。会社の怠慢が『お荷物社員』を生み出したのです」

AERA 2013年9月23日号


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