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AKB指原の躍進 アベノミクスの恩恵?

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 6月8日、横浜市の日産スタジアムで「今年の顔」が決まる。

 いまや国民的行事とまで言われるようになったAKB48の選抜総選挙の最終結果が、この日のイベントで発表されるのだ。会場の収容能力は、昨年の日本武道館から一気に約5倍の7万席超。自民圧勝で決まりの参院選なんかよりも、だんぜん注目されている。

 5月22日夜に公表された投票2日目までの結果速報からして、すでに衝撃的だった。

「夢みたいだし、嘘みたい」

 発表から数時間後、指原莉乃(20)は自身のブログにそう書き込んだ。2万8千票あまりを獲得して首位につけたのだ。

 速報とはいえ、昨年4位からの大躍進。しかも、大本命の大島優子(24、3位)と渡辺麻友(19、2位)にダブルスコアの差をつけた。「恋愛スキャンダル」で、福岡が拠点のHKT48に「左遷」されて1年。まさに夢のような、できすぎた展開だった。

 だが、今年も投票権付きCDを140枚買って総選挙に臨む批評家の濱野智史氏は、当初から指原の1位を予想していた。

「さっしー(指原)が持つ物語性は、AKBらしいサプライズ感の象徴です。HKTへの移籍は左遷というより出向で、そこで新たなファンをつかんだ。最終的に1位もありえる」

 濱野氏の見立てはこうだ。中心メンバーで、まとまった数のファンを新たに開拓できたのは、拠点を九州に移して活動の幅を広げた指原だけ。さらに、指原のコアファンは他のメンバーに比べると年齢層が高めで、アベノミクスの恩恵を受けてCDの購買力が増している──。

「株でもうかったから、もう300票増やすことにした」

 最近、指原ファンになった知人もそう語っていたという。

AERA 2013年6月10日号


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