テレビの「ドッキリ番組」について視聴者から「見たくない」という声が相次ぐ理由  (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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テレビの「ドッキリ番組」について視聴者から「見たくない」という声が相次ぐ理由 

牧忠則週刊朝日
写真はイメージです(GettyImages)

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 最近のバラエティー番組で流行しているのがドッキリ企画だ。芸能人が他の芸能人やスタッフに本気でキレたように見せかけ、後でネタ晴らしをするのが定番で、テレビのみならずYouTubeでも「検証」という形でドッキリを仕掛けた動画が見られる。

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 テレビ関係者はドッキリ企画が重宝される人気をこう語る。

「元々根強い人気を誇っていますが、最近は確かに多いですね。仕掛けられた側の人間性が見えるからだと思います。例えば、コンビ芸人の一方が解散を持ちかけたドッキリで、仕掛けられた芸人は普段のクールなイメージと違って熱く話す姿に視聴者はひきこまれる。子供が会いたい海外のスーパーアスリートがサプライズ登場する企画も人気ですね。涙を流して喜んでいる子供の姿を見ると、実現してよかったなあと、こちらも胸が熱くなります」

 視聴者はドッキリだと知っているので、仕掛けられたほうの反応を見て楽しめるが、時に波紋を呼ぶケースも。2月24日放送のTBS系バラエティー番組「水曜日のダウンタウン」では、ゆきぽよの愛称で知られるタレント・木村有希が出演。後輩のギャルモデル・華に対して激怒する芝居をしたところ、華が号泣して何度も謝罪。視聴者から、「ドッキリにしても笑えない」と批判の声が出た。海外でもドッキリ企画は人気だが、外部からの侵入犯を装って脅かそうとした仕掛け人が家族に銃殺される悲しい事件も起きている。

「一歩間違えたら、人を傷つけてしまうし、視聴者にも不快な思いをさせてしまう。そこは慎重に考えなければいけません。前提として公共の場で行うなら、第三者に迷惑をかけないこと。テレビでもドッキリの企画案が出た時点で慎重に吟味します。仕掛け人、仕掛けられる人間のイメージが悪くなる恐れもあるので、関わる人たち全員が幸せな気持ちになるように展開しなければいけません」(前出のテレビ関係者)

 視聴者の反応はどうなのだろうか。実はドッキリ企画にアレルギーを感じている人は少なくない。

 


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