コロナ禍のオフ「誰もが経験したことないものに」 東尾修が課題を指摘 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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コロナ禍のオフ「誰もが経験したことないものに」 東尾修が課題を指摘

連載「ときどきビーンボール」

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東尾修

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 西武ライオンズの元エースで監督経験もある東尾修氏は、コロナ禍でのオフの過ごし方について語る。

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 今年は新型コロナウイルスに世界中の方々が苦しめられてきた。それも現在進行形である。プロ野球は何とか1年間、シーズン中止という決断をせずに乗り切った。各球団の尽力と、そしてファンの方々の協力があったからにほかならない。野球界のOBとして感謝の思いでいっぱいである。

 今週号は猫の特集だという。7月17日のDeNA‐巨人戦で、猫がグラウンドに乱入したことが話題になった。今年の開幕が6月にずれ、ようやく有観客となっての横浜スタジアム最初の試合だったと記憶している。私は猫を飼ったこともなく、語る資格はないのだが、そんな一幕に、ホッとして笑みがこぼれたのを覚えている。どこかコロナ禍で知らず知らずのうちに自分が閉塞(へいそく)的になっていたのかもしれないと感じたものだった。

 話を戻そう。野球界はすぐに来シーズンがやってくる。シーズン同様、相当に難しいオフとなる。まず、オフの期間が1カ月程度短い。どうやって疲れを抜き、来季へ心をリフレッシュするか。その時間は限られている。そして自主トレーニングとキャンプのあり方も真剣に各球団で策を練る必要がある。

 今年はコロナが蔓延(まんえん)し、真剣に対策を講じたのは2月のキャンプも終盤に入ってからだった。だが、今年は違う。まず、選手のトレーニング場所をどうやって確保するか、だ。巨人の原辰徳監督は、早くも川崎市のジャイアンツ球場だけでなく、東京ドームを練習場所として開放する考えを示した。

 今オフは自主トレだって海外に行ってやることはできない。国内でも、球団入り乱れて大人数で……とはいかないだろう。一般のジムなどの利用も、感染対策をして利用しなければならない。一番安心なのは、球団が管轄する施設となるが、支配下と育成合わせた60~70人の選手にどう時間を割り当てるか。そんな問題も出てくる。


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