NHK紅白、史上初の“無観客” エール前面で原点回帰か (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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NHK紅白、史上初の“無観客” エール前面で原点回帰か

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鮎川哲也週刊朝日
紅白歌合戦に初出場するBABYMETAL (c)朝日新聞社

紅白歌合戦に初出場するBABYMETAL (c)朝日新聞社

 大みそか恒例の「第71回NHK紅白歌合戦」の出場歌手42組が11月16日、発表された。初出場はNiziU、BABYMETAL、瑛人ら10組(企画枠を含む)。最多出場は50回の五木ひろし。年末で活動休止となる嵐をはじめ、ジャニーズ系グループも目立つ。なによりも今年は、新型コロナウイルスの影響で初めての無観客で開催する。

「前向きに未来に進んでいく思いを後押しする“エール”がキーワードになっていることからも、今回は原点に回帰したようにも思えます」

 そう話すのは、『紅白歌合戦と日本人』の著書がある社会学者の太田省一さんだ。まさに、連続テレビ小説「エール」の主題歌を歌う初出場のGReeeeNが、特別企画に登場する。

 1945年に始まった紅白の前身である「紅白音楽試合」は、戦後復興を後押しするねらいもあった。当初、紅白に分かれて「対戦する(バトル)」という言葉をタイトルで使う予定だったが、GHQから穏やかではないという理由で“NG”が出たと伝えられている。

 番組は「歌合戦」と改称されて久しいものの、コロナ禍にあるいま、紅組も白組も一緒になって、人びとを音楽で勇気づけようという思いは当時に重なるようだ。


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