夫が米国の銀行マンで富裕層、共和党支持の彼女の声が弾んでいた理由 作家・下重暁子 (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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夫が米国の銀行マンで富裕層、共和党支持の彼女の声が弾んでいた理由 作家・下重暁子

連載「ときめきは前ぶれもなく」

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下重暁子週刊朝日
作家の下重暁子さん

作家の下重暁子さん

写真はイメージです(Getty Images)

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 アメリカだけが良ければいいという「アメリカ・ファースト」の言葉もよく聞かれた。事あるごとにそれを口にすることは、アメリカがファーストでなくなりつつある証拠であった。彼がアメリカと口にするときの発声は格別であり、あまり耳にしたくなかった。

 パームビーチの友人はこう言う。三権分立は民主主義の基本。日本もそれを真似ているが、大統領が民主党のバイデン氏になり、議会で共和党が多数となれば、バランスが取れるのではないか。トランプ氏は人々の感情を苛立たせ、私たちはすっかり疲れてしまったと。

 この後、どうなるか。バイデン氏も大変だと思うが、彼女はアメリカの二大政党制にも疑問を呈していた。

 彼女は一年に春秋二回、日本にもどってするべき仕事もあり、そのたびにトランプ氏への危惧を語っていたが、今年はコロナで来日できず、「来年春、桜の咲く頃に会いたいね」と電話で言った。さてその頃、アメリカは、日本は、世界はどうなっているか?

週刊朝日  2020年11月27日号


下重暁子(しもじゅう・あきこ)/作家。早稲田大学教育学部国語国文学科卒業後、NHKに入局。民放キャスターを経て、文筆活動に入る。主な著書に『家族という病』『極上の孤独』『年齢は捨てなさい』ほか多数


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下重暁子

下重暁子(しもじゅう・あきこ)/作家。早稲田大学教育学部国語国文学科卒業後、NHKに入局。民放キャスターを経て、文筆活動に入る。主な著書に『家族という病』『極上の孤独』『人間の品性』ほか多数

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