レネー・ゼルウィガーも感じる“35歳以上の女優の過酷さ” (1/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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レネー・ゼルウィガーも感じる“35歳以上の女優の過酷さ”

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高野裕子週刊朝日
レネー・ゼルウィガー 1969年、アメリカ・テキサス州生まれ。舞台やCFを経て93年映画デビュー。「シカゴ」(2002年)でアカデミー賞主演女優賞にノミネート、「コールドマウンテン」(03年)で同助演女優賞受賞、「ブリジット・ジョーンズの日記」でもおなじみ (Getty Images)

レネー・ゼルウィガー 1969年、アメリカ・テキサス州生まれ。舞台やCFを経て93年映画デビュー。「シカゴ」(2002年)でアカデミー賞主演女優賞にノミネート、「コールドマウンテン」(03年)で同助演女優賞受賞、「ブリジット・ジョーンズの日記」でもおなじみ (Getty Images)

レネー・ゼルウィガー

レネー・ゼルウィガー

 2月に発表された米アカデミー賞で見事、「ジュディ 虹の彼方に」で主演女優賞を獲得したレネー・ゼルウィガー。伝説の女優、ジュディ・ガーランドを熱演した。映画でも描かれた成功と転落、35歳以上の女性タレントへの扱いについて、レネーが実体験を語った。

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*  *  *
──ジュディ・ガーランドを初めて知ったのは?

「子供のころ『オズの魔法使』を初めて見たときのことよ。アメリカでは毎年復活祭の休暇の時期にテレビで放送された。アメリカ中の家族がテレビの前に座り一緒に見たものよ。それが、私が子供のころの毎年の習わしだったの」

──伝説の人を演じるのは、大変な挑戦だったと思いますが、それでもやりたいと思った理由は?

「映画に出るという気持ちとは違った気持ちにしてくれる役だったの。これまで経験したことのない役で、演じるというよりは発見の旅だと感じたわ。真のジュディ・ガーランド像にとても興味をひかれた。映画史に残る何本もの名作映画に出演し、若いうちに神格的な存在になった。それもインターネットのないときのことで、国境を超えて多くの人に愛された。若いころから多くの犠牲を払い、驚くべき業績を作り上げたからこそ、彼女の名声は世界中にとどろいた。でも、逆に私生活はめちゃくちゃになり、人生の後半は暗く、苦難の連続だったの。彼女の人生に共感したからこそ、この物語を演じることが重要だと思ったの」

──映画を見た人に知ってもらいたい、ジュディの知られざる面はありますか?

「スターになったからこそ苦労せざるを得なかった人生の最終段階がどのようなものだったのかをこの映画の中で語りたかった。死の直前の人生の苦悩について触れたかったわ。彼女が克服しなければならなかった苦難を知らずして、彼女の偉大さは理解できないと思うから。実は演じながらあのパフォーマンスの陰に隠された秘密を見つけたの。才能だけではあのパフォーマンスは生まれなかったと思っていたから……。スターとして愛され、賛美されただけの存在ではなく、隠された苦悩があったの」


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