“ワイン好き”稲垣吾郎の原点にある「王道ワイン」と「映画」とは? 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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“ワイン好き”稲垣吾郎の原点にある「王道ワイン」と「映画」とは?

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週刊朝日#グルメ
山田美保子(やまだ・みほこ)/1957年生まれ。放送作家。コラムニスト。「踊る!さんま御殿!!」などテレビ番組の構成や雑誌の連載多数。フジテレビ系「Live News it!」などのコメンテーターやマーケティングアドバイザーも務める

山田美保子(やまだ・みほこ)/1957年生まれ。放送作家。コラムニスト。「踊る!さんま御殿!!」などテレビ番組の構成や雑誌の連載多数。フジテレビ系「Live News it!」などのコメンテーターやマーケティングアドバイザーも務める

「シャトー ラグランジュ」は、フランスのボルドー地方に位置する醸造所で、17世紀ごろのワイン地図に記載されるほど古い歴史を持つ。1855年には、ボルドー・メドックで「グランクリュ第3級」に格付けされたが、後の世界大恐慌などにより畑が荒廃し品質が低下。そんな中、1983年にサントリーが経営に参画して改革したことで復活させた。写真の「シャトー ラグランジュ」は、芳醇で長い余韻が残る、フルボディーの赤ワイン。参考価格1万5800円(税別)。酒店などで購入可能。

「シャトー ラグランジュ」は、フランスのボルドー地方に位置する醸造所で、17世紀ごろのワイン地図に記載されるほど古い歴史を持つ。1855年には、ボルドー・メドックで「グランクリュ第3級」に格付けされたが、後の世界大恐慌などにより畑が荒廃し品質が低下。そんな中、1983年にサントリーが経営に参画して改革したことで復活させた。写真の「シャトー ラグランジュ」は、芳醇で長い余韻が残る、フルボディーの赤ワイン。参考価格1万5800円(税別)。酒店などで購入可能。

 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が楽屋の流行(はや)りモノを紹介する。今回は『シャトー ラグランジュ』。


【写真】稲垣吾郎さんが「王道」として挙げたワインがこちら

*  *  *
 芸能人でワイン通の人と言えば、「私の身体の中にはワインが流れている」の名言を遺した川島なお美さんがまず浮かぶ。実はこの言葉、私が構成を担当していた番組で初めて発信されたものなのである。なお美さんが貯蔵していた高級ワインの数々は、林真理子さんの尽力でオークションにかけられ、「エンジン01文化戦略会議」の「動物愛護委員会」メンバーと、なお美さんのご主人、鎧塚俊彦さんによって「川島なお美動物愛護基金」になっている。もう一人、私に近い(というか、ただのファンなのだが)ワイン通の有名人の最高峰は稲垣吾郎さん!

『週刊朝日』では、林さんと吾郎さんが山梨のワイナリーを訪ねたグラビア企画もあった。

『アンアン』では映画評論の連載ももっているし、昨秋は銀座に『ビストロJ_O』なるレストランをオープン。吾郎さんセレクトのワインが愉しめるのも大きなポイントである。

 そんなタイミングで、吾郎さんが『FIGARO japon』にて解説していたのが、大好きな映画とワインとのマリアージュ。つまり、名作を観ながら飲むのに最適なワインをオススメしていたのである。

 なかでも、映画が好きになった原点で、これまで100万回ぐらい人に薦めた作品として『ポンヌフの恋人』を挙げていた。「20代の頃、ポンヌフを歩きたいがためにパリに行ったぐらい」。若い頃から文化的な香りがして、映画監督や舞台演出家が彼のそんな佇まいに惚れ込んできた背景には、彼のこうした言動がある。

 奇才、レオス・カラックスの鮮烈な愛の物語を観ながら飲むワインとして吾郎さんが挙げたのが「やはり原点でもあるフランスワインの王道」『シャトー ラグランジュ』。吾郎さんは、サン・ジュリアン村にある格付け第3級シャトーにも「実際、行ったことがある」といい、その美しさに感動。

「ボルドーを代表する極上の赤ワインとともに、めくるめく映画に酔いしれたい」ともコメントしている。

 ちなみに、『ポンヌフの恋人』では、“恋人”が市場から盗んできた紙パックの安いワインで酔っぱらってケラケラ笑いながら歩くシーンが大好きなのだそうだ。

 映画と言えば、主演した『半世界』の演技で『第34回 高崎映画祭』最優秀主演男優賞を獲得した吾郎さん。『ビストロJ_O』 にて『シャトー ラグランジュ』で祝杯をあげるに違いない。そして、「吾郎ちゃんがオススメするなら間違いない」という声が芸能界に広まりつつあるのである。

週刊朝日  2020年2月7日号


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