“嘘”で英雄になった男が帰還したら…王道フレンチ・コメディ 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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“嘘”で英雄になった男が帰還したら…王道フレンチ・コメディ

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週刊朝日
監督 ローラン・ティラール/新宿ピカデリー、丸の内TOEIほか全国公開中/91分 (c)JD PROD-LES FILMS SUR MESURE-STUDIOCANAL-FRANCE 3 CINEMA-GV PROD

監督 ローラン・ティラール/新宿ピカデリー、丸の内TOEIほか全国公開中/91分 (c)JD PROD-LES FILMS SUR MESURE-STUDIOCANAL-FRANCE 3 CINEMA-GV PROD

監督 ローラン・ティラール/新宿ピカデリー、丸の内TOEIほか全国公開中/91分 (c)JD PROD-LES FILMS SUR MESURE-STUDIOCANAL-FRANCE 3 CINEMA-GV PROD

監督 ローラン・ティラール/新宿ピカデリー、丸の内TOEIほか全国公開中/91分 (c)JD PROD-LES FILMS SUR MESURE-STUDIOCANAL-FRANCE 3 CINEMA-GV PROD

「アーティスト」でアカデミー賞主演男優賞に輝いたジャン・デュジャルダンと、「イングロリアス・バスターズ」で世界的スターになったメラニー・ロランの共演作「英雄は嘘がお好き」。本物の城での撮影や豪華な衣装なども見どころ。

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 1809年フランスのブルゴーニュ。良家の子女エリザベット(メラニー・ロラン)は、戦地に行ったまま消息を絶った妹の恋人ヌヴィル(ジャン・デュジャルダン)の代わりに、差出人を彼と偽り自分で書いた手紙を妹ポリーヌ(ノエミ・メルラン)に届け続ける。妹を元気づけようと嘘の武勇伝をでっちあげたため、彼は街の英雄になってしまう。

 そして3年が経ったある日、エリザベットは街で偶然ヌヴィルに遭遇する。家族を騙したことを隠したい姉、恋人の再登場にときめく妹、伝説の英雄の帰還に沸く街の人々。心中穏やかでないエリザベットの心配をよそに、ヌヴィルはこの偉大な“嘘”を利用して一儲けしようともくろむのだが、その顛末は?

本作に対する映画評論家らの意見は?(★4つで満点)

■渡辺祥子(映画評論家)
評価:★★★ なかなかGOOD!
出征して音信不通の婚約者を待つ妹のため姉が大嘘の手紙をでっちあげる。ところが男が帰郷、その手紙のせいで彼は嘘に嘘の積み重ね。そこにつけこむお堅い姉のしたたかさと商売っ気。どっちもどっちの男女の姿が笑える。

■大場正明(映画評論家)
評価:★★★ なかなかGOOD!
フランス映画で王道を行くロマンチック・コメディを見かけなくなっていたので、逆に新鮮に感じる。テンポもよく、肩肘張らずに楽しめる。監督としても活躍する才女メラニーは、コメディをやっても振り切れていて痛快。

■LiLiCo(映画コメンテーター)
評価:★★★ なかなかGOOD!
1800年代の美しい衣装と高級感溢れる家具や建物に魅了されながら、激しい恋愛模様を楽しむ。特におとなしく見える女性の性に対する激しさに笑えました。守りたいのか嫉妬なのか、コメディ要素が程良くて微笑ましい!

■わたなべりんたろう(映画ライター)
評価:★★★ なかなかGOOD!
ストーリー展開は目新しくはないが主演2人の相性がよくて楽しめる。メラニー・ロランはコメディエンヌとしても魅力ありで衣装や街並みも見どころ。「プチ・ニコラ」の監督らしくテンポも快調。フレンチ・コメディの良品。

(構成/長沢明[+code])

週刊朝日  2019年10月25日号


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