果たして上原の巨人復帰はかなうか (c)朝日新聞社
果たして上原の巨人復帰はかなうか (c)朝日新聞社
第3期原巨人の青写真が着々と披露されている (c)朝日新聞社
第3期原巨人の青写真が着々と披露されている (c)朝日新聞社

 10月29日、巨人の上原浩治投手(43)の自由契約が発表されたが、その直後、上原本人がブログでこんなことを書いていた。

【写真特集】「ノーバン投球」に意欲をみせる橋本マナミ

「いろいろ適当なことを発言してる方々がいるのが本当に残念です。(略)原さんと確執がある…とか…。何を言ってんだか」

 上原はシーズン終了後の23日に左ひざを手術し、自宅のある米国で復帰を目指したリハビリの最中だ。ベテラン記者が解説する。

「上原自由契約、って記事がネットにアップされたとき、コメント欄に、原とは仲が悪い、とあったから反論したんでしょう。彼と原さんは仲が良いですから。メジャーにいたときも帰国して年に1~2回はゴルフをして、原さんの家で食事をするような関係ですよ」

 ただ、今季10年ぶりにメジャーから巨人に復帰した上原は同学年の高橋由伸監督が指揮するチームで100勝100セーブ100ホールドの記録を達成したが、シーズンを通しての成績は36試合に登板して0勝5敗、防御率3.63。

「巨人からすれば、功労者ではあるけど、どうしても残ってもらいたい選手じゃない。それでも原さんとは、リハビリをして投げられるようになったら戻ってきていいし、もっといい話がほかであるならそっちに行ってもいい、とか、それぐらいの話をしてもらえる関係ではあるので、巨人と再契約する可能性もあります」

次のページ