出会いは“ストリップ劇場” モロ師岡夫妻の下積み時代 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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出会いは“ストリップ劇場” モロ師岡夫妻の下積み時代

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モロ師岡(もろ・もろおか)(右)/1959年、千葉県生まれ。専修大学在学中からアマチュア劇団に所属。六本木のショーパブ立ち上げやストリップ劇場でのコントで活動。90年ごろからテレビに出演しはじめ、96年、映画「キッズ・リターン」(北野武監督)に出演。東京スポーツ映画大賞助演男優賞を受賞。以後、多くのドラマ、CM、映画で活躍。2018年1月2、3日、東京・下北沢の「劇」小劇場で「新春恒例初笑い演芸会」を開催。楠美津香(くすのき・みつか)(左)/1962年、東京都生まれ。横浜放送映画専門学院卒。コントグループ「ピックルス」「ふらみんご」、放送作家、ラジオDJを経て、実験的一人コント「東京美人百景」を連続公演。2000 年からは一人芝居「ひとりシェイクスピアの会」を定期公演。17年12月2日、東京・浅草リトルシアターで「超訳トロイラスとクレシダ」を公演。18年1月7日、横浜市大倉山記念館で「落語とコントの独演会」に出演。(撮影/写真部・大野洋介)

モロ師岡(もろ・もろおか)(右)/1959年、千葉県生まれ。専修大学在学中からアマチュア劇団に所属。六本木のショーパブ立ち上げやストリップ劇場でのコントで活動。90年ごろからテレビに出演しはじめ、96年、映画「キッズ・リターン」(北野武監督)に出演。東京スポーツ映画大賞助演男優賞を受賞。以後、多くのドラマ、CM、映画で活躍。2018年1月2、3日、東京・下北沢の「劇」小劇場で「新春恒例初笑い演芸会」を開催。
楠美津香(くすのき・みつか)(左)/1962年、東京都生まれ。横浜放送映画専門学院卒。コントグループ「ピックルス」「ふらみんご」、放送作家、ラジオDJを経て、実験的一人コント「東京美人百景」を連続公演。2000 年からは一人芝居「ひとりシェイクスピアの会」を定期公演。17年12月2日、東京・浅草リトルシアターで「超訳トロイラスとクレシダ」を公演。18年1月7日、横浜市大倉山記念館で「落語とコントの独演会」に出演。(撮影/写真部・大野洋介)

 存在感のある役者として、映画にドラマに引っ張りだこの夫、モロ師岡さん。妻、楠美津香さんは演劇や演芸の枠組みを超越した「超訳シェークスピア」の一人芝居をライフワークにする俳優。しかし、お互いの出会いはストリップ劇場で…。

*  *  *
夫: 夫婦の一品、って何かある? ほら、二人で作った作品とかさ。

妻:ああー。からくり箱とか、作ったね。

――その昔、高田文夫さん(放送作家・演芸評論家)プロデュースのギャラリーに、夫婦の作品を出展したという。現物はすでにないが写真は残っているはずだ、と話したが……。結局、写真も見つからなかった。

妻:昔、浅草に「のぞきからくり」っていう見せ物があったんですよ。それを再現しようってことで。

夫:大きな木の箱を作って、中に僕らのヌード写真をいれたんです。脇のハンドルを回すと、中で豆電球がチカチカ光って、運が良ければ裸が見られるっていうね。

妻:千葉まで写真撮りに行ったのよね。

夫:九十九里まで行って。早朝の誰もいない海で、すっぽんぽんの撮影大会。

妻:街の写真屋さんに現像してもらうわけにもいかないから、写真勉強してる学生に頼んでね。

――出会いはストリップ劇場。朝から晩まで劇場にいた。

妻:私は役者になりたくて、故・今村昌平監督が設立した学校の演劇科に通ってたんです。そこの授業に内海桂子・好江師匠が来られて、漫才をやってみなさいと。

夫:それが始まりだね。

妻:面白かったんでしょうかねえ。あんたはお笑いをやるべきだって、ずいぶんいろんな方から勧められて。そのうちテレビの「お笑いスター誕生!!」っていう番組に出ることになった。そのころ、関東には女の子だけの漫才ユニットって少なかったんですよ。

夫:それで8週連続で勝ち抜いちゃった。

妻:もともとはアングラ演劇がやりたかったんです。お笑いは1年ぐらいでやめようと思ってたのに、勝ち抜いたらお仕事が来るようになっちゃって。


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