鬼門の凱旋門賞でダイヤモンドは勝てるのか? (2/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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鬼門の凱旋門賞でダイヤモンドは勝てるのか?

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村上新太郎週刊朝日
前哨戦の敗戦をバネに飛躍できるか。手前がサトノダイヤモンド

前哨戦の敗戦をバネに飛躍できるか。手前がサトノダイヤモンド

 今年は歌手の北島三郎さんの持ち馬「キタサンブラック」参戦で注目を集めていた同賞だが、6月の国内レースで惨敗。出走を見送り、ファンの関心が薄れたかに見えたが、スポーツ紙記者は言う。
「潜在能力はサトノの方が上。池江氏は凱旋門賞に最も近づいたオルフェーブル(12、13年と連続2着)を管理し、失敗経験を積んでいて、同じ轍は踏まないよう万全を期しているはずです」

 ただ、須田氏によると、今年の場合、断然の一番人気を誇る英国の3歳牝馬、エネイブルが抜けて強いという。世界的名手デットーリ騎手とのコンビで破竹のGI4連勝中。ゴスデン調教師は「これほどの手応えを感じるのはゴールデンホーン以来」と、2年前の凱旋門賞馬を引き合いに出すほどの女傑で、「化け物級の存在。サトノは今回の敗戦で4、5番手の評価に落ちた。人気を落とすので逆に馬券的妙味はある」(須田氏)ともいう。

 サトノダイヤモンドの父は「怪物」と呼ばれた伝説の名馬ディープインパクト。11年前に同賞に挑戦し3着に敗れた後、禁止薬物検出で失格処分となった経緯もあり、息子が父の雪辱を果たせるか、悲願がかかっている。

 帰国した池江氏は9月13日「使った効果で変わることを期待したい。馬場が乾いてほしい」、ルメール騎手も「仕上がり途上でしたので、変わってくれる」と、“逆転V”を諦めていない。前哨戦での敗戦をバネに日本馬初の快挙を目指してほしいところだ。(本誌 村上新太郎)

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