“後妻業”が急増している!? 男の寂しさにつけ込む「おねだり系」熟女… (1/4) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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“後妻業”が急増している!? 男の寂しさにつけ込む「おねだり系」熟女…

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逮捕前の筧千佐子被告 (c)朝日新聞社

逮捕前の筧千佐子被告 (c)朝日新聞社

「後妻業」事件として、衆目を集めた連続不審死事件の初公判が6月26日に京都地裁で開かれた。殺人罪などに問われた筧千佐子被告(70)は、高齢男性を次々とだまし、億単位の遺産を相続した疑いがある。シニアの婚活ではいま、金銭トラブルが増加。事件は氷山の一角なのかもしれない。

「もう事件は忘れたい。おやじが恥ずかしい」

 苦々しい表情で、こう吐き捨てた。関西地方に住む40代後半の男性。一連の連続不審死事件に巻き込まれたと見られる被害者の息子だ。初公判を前に心境を吐露した。

「ずっと連絡を取ってなかったし、おやじは寂しかったのかもしれん。でもあんなわけのわからん女にだまされて、ほいほい財産渡して殺されて。ほんまにたまらんわ」

 京都、大阪、兵庫の3府県にまたがり、高齢男性が立て続けに不審死を遂げた事件。筧被告は、殺人罪3件と強盗殺人未遂罪1件の計4件で起訴された。捜査段階では関与を認めたものの、起訴後に一転。26日に始まった裁判員裁判では、筧被告は「すべて弁護士に任せてある」と述べ、弁護人は「訴訟能力、責任能力についてすべて争う」と無罪を主張した。

 新聞報道などによると、筧被告は1994年に最初の夫と死別した後、約20年間で3人と再婚し、内縁関係になったり交際したりして亡くなった男性は少なくとも10人に上る。籍を入れていなくても、内縁の夫や交際男性らは、生前、公正証書遺言を書いており、遺産が筧被告のもとに渡る“準備”が周到になされていたという。

「こんな事件は、表沙汰になっていないだけで、あちこちにあると思いますよ」

 と話すのは作家、黒川博行さん(68)だ。黒川さんが書いた小説『後妻業』には、実在のモデルがいるからだ。

 小説は、69歳の後妻業の女が、高齢男性と結婚と死別を繰り返しながら、遺産を自分のものにしていくというストーリー。事件発覚前に刊行されていたことから「予言した」として話題になった。もちろん小説のモデルのケースは事件化されていない。


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