ついに“石破派” ポスト安倍への3つのハードルとは? (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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ついに“石破派” ポスト安倍への3つのハードルとは?

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第1次安倍政権で首相批判をした石破氏を安倍首相はいまだに許していない (c)朝日新聞社 

第1次安倍政権で首相批判をした石破氏を安倍首相はいまだに許していない (c)朝日新聞社 

「ポスト安倍を目指すと受け止めて頂いて結構だ」

 自民党総裁選で安倍晋三首相(60)の無投票再選が決まった翌9日。石破茂地方創生担当相(58)は首相に冷や水を浴びせるかのように、石破派を結成し、次期総裁を目指すことを表明した。

 これまで自身を支持するグループ「無派閥連絡会」があったが、より結束の強い“戦う集団”へと昇格させる。中心メンバーは鴨下一郎元環境相や山本有二元金融担当相ら9人。27日の国会閉会後に正式発足させるという。参加議員は党内派閥6番目の規模で、総裁選にも出馬可能な20人ほどの見通し。側近が言う。

「今回の総裁選に出なかったことで、石破さんの存在感が薄まっていた。人気の高い地方からも『首相になる気はあるのか』などの苦情が寄せられていた。しっかり意思表示し、基盤を強化していく狙いで表明した」

 安倍総裁の任期は3年。党の規定で次の総裁選には出られない。前回決選投票まで残った石破氏はポスト安倍の本命にも見えるが、三つのハードルが立ちはだかる。まずは「内閣改造」だ。

 安倍首相は来月上旬の改造で、引き続き石破氏を閣僚に起用する考えだという。狙いは「封じ込め」。閣内にいれば首相批判はできない。公務も多忙で、派閥の勢力拡大もままならない、との算段だ。

 当然石破派の議員は猛反発。「昨年9月に入閣して以降、自由にものを言えていない」「閣外から対立軸を作るべき」といった声が上がる。ただ、肝心の石破氏は「地方再生は道半ば」と閣内残留に未練タラタラ。さらに「頼まれるとイヤと言えない性格」(側近議員)だけに、首相の申し出を断れるかは不透明だ。


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