今年は捨てた石破氏、野田氏 来年の総裁選へ着々と仕込み (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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今年は捨てた石破氏、野田氏 来年の総裁選へ着々と仕込み

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石破茂地方創生相(左)と野田聖子・前自民党総務会長(右) (c)朝日新聞社 

石破茂地方創生相(左)と野田聖子・前自民党総務会長(右) (c)朝日新聞社 

 安保関連法案の衆院強行採決などで、支持率にかげりが見える安倍政権。それでも9月下旬に実施される総裁選は、官邸側が「出る杭はつぶす」というムードを出したこともあり、安倍晋三総裁の無投票再選が確実だ。だが、有力なポスト安倍は、来年夏の参院選後の好機に向け、牙を研いでいる。

 健康問題という不安材料をのぞけば、長期政権に向けて盤石にみえる安倍官邸。だが、ライバルの石破、野田両氏が、総裁の座を諦めたわけではない。両氏の支援者が口をそろえて言うのは、来年夏の参院選後に照準を定めているということだ。石破派の関係者が言う。

「参院選は苦戦必至です。結果次第では安倍首相が退陣し、秋の総裁選の実施もあり得る。そこに勝負をかけるのです。野田さんに対しては、親友でカラオケ仲間でもある浜田靖一元防衛相が『今回は出馬を見送ったほうがいい。だが来年、好機はある』と進言しているようです」

 確かに来年夏まで、安倍政権は試練が続く。9月成立をめざす安保法案に続き、年内はTPP交渉の決着も予想される。農家の“自民党離れ”が加速するおそれもある。先日発表された4~6月期のGDP速報値がマイナス成長だったように、景気の悪化も心配だ。先週、日経平均株価も約1カ月ぶりに2万円を割り込んだ。

 自民党と安保法案を進める公明党にとって、支持団体の創価学会の一部が猛反発していることもマイナス材料。参院選で、自民候補への学会の支援が弱まることもあり得る。

「重要なのは1人区。候補者同士の対決というより、安倍政権にイエスかノーか。07年の参院選では6勝23敗と大敗し、安倍首相は退陣に追い込まれた。今回も惨敗するようだと、退陣を求める声が一気に上がるでしょう」(自民党選対幹部)


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