藤巻健史「円安加速、ハイパーインフレに警戒せよ」 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)
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藤巻健史「円安加速、ハイパーインフレに警戒せよ」

連載「虎穴に入らずんばフジマキに聞け」

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白鵬は寄り切りで栃ノ心を下す (c)朝日新聞社 

白鵬は寄り切りで栃ノ心を下す (c)朝日新聞社 

“伝説のディーラー”と呼ばれモルガン銀行東京支店長などを務めた藤巻健史氏は、円安が加速する今、急な消費者物価指数の暴騰を警戒せよという。

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 5月12日、白鵬は栃ノ心に18連勝した。白鵬は栃ノ心には過去17戦全勝だったから勝って当然と思う人も多かったと思うが、北の湖理事長は「勝てば勝つほど、そろそろ負けるんじゃないか、と思うものです」と、その勝利を褒めたという。

 私もモルガン時代、勝つか負けるか、確率的には五分五分の勝負をしてきたから、その心境がよくわかる。14年連続で大勝ちしたが、10年も勝ち続けた後は「こんなに勝ち続けるのは、なにかおかしい、もうそろそろ負けるはずだ」という恐怖にずっとかられていた。

 ところが、2000年にモルガンを退社した後、長期金利は下がり続け、円は強くなり続けて、私は予想をはずしまくった。

 モルガン時代にもらった報酬は、かなりの部分をマーケットにお返し申し上げた。しかし、ずっと思っていた。「こんなに負け続けるのは、なにかおかしい、もうそろそろ勝つはずだ」と(苦笑)。11年10月に75円台をつけた後、ドル/円は円高局面から円安局面へとトレンドを変えた。

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 6月1日、BSフジ「プライムニュース」に出演した。久しぶりのテレビ出演で緊張し、ハイテンションになってしまった。お恥ずかしい。しかし、うれしかったことには「円安局面はまだ第1章第1節にすぎません。異次元の円安の可能性があります」と言って帰宅してみたら、発言時1ドル=124円程度だったが、124.70円くらいに跳ね上がっていたのだ。


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