大相撲 ノルマは4勝だった 計算できる遠藤の戦略 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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大相撲 ノルマは4勝だった 計算できる遠藤の戦略

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もともと4勝でOKだった遠藤 (c)朝日新聞社 

もともと4勝でOKだった遠藤 (c)朝日新聞社 

「この結果は計算どおりでしょうね。彼は顔だけじゃなく、頭もいい男です(笑)。強行出場しても“4勝はできる”という計算が立ったんだな、と思ったんです」(スポーツ紙デスク)

 優勝争いや照ノ富士の大関獲りとは別の意味で5月場所注目の力士だった遠藤(24)。彼が先場所5日目の松鳳山戦で負った左膝の前十字靭帯断裂、半月板損傷は「約2カ月間の休業を要する」と診断された大ケガで、普通に考えれば今場所は“休場”だった。

 大相撲の番付は成績によって上下する。その目安は、勝ち数から負け数を引いた数字だ。たとえば、8勝7敗なら“プラス1”で翌場所の番付は1枚上がり、それが6勝9敗なら“マイナス3”で翌場所の番付は3枚下がる。あくまで目安だが、この計算では同じ地位に何人も並ぶことがあるから、さらに成績の内訳(対戦相手など)を分析して決められる。

 今場所の遠藤の番付は西前頭9枚目。前頭は16枚目までで、下には7枚しかない。だから“マイナス7”=4勝11敗以上の成績を収めなければ幕内から十両に陥落することが想定され、全休していたら確実に十両に落ちていた。


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