アギーレ代表監督解任 後任の大本命は元鹿島名将 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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アギーレ代表監督解任 後任の大本命は元鹿島名将

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大本命オリベイラ氏 (c)朝日新聞社 

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貴公子レオナルド氏 (c)朝日新聞社 

貴公子レオナルド氏 (c)朝日新聞社 

 救世主はブラジル人か。

 日本サッカー協会は2月3日、スペイン時代の八百長疑惑への捜査が本格化したことを受け、日本代表監督のハビエル・アギーレ氏(56)を解任。現在、大慌てで後継を探している。

 昨年8月にアギーレ氏と推定年俸180万ユーロ(約2億4千万円)で契約を結んでいながら、わずか半年でクビ。同協会の“身体検査”の甘さに批判が集まっているだけに、もう失敗は許されない。

 ただ、3月27、31日に国際親善試合が組まれ、6月にはW杯のアジア予選が始まる。時間的な余裕はない。協会幹部は6日、「後任候補を外国人5人程度に絞った」と説明したが、ズバリ本命は誰なのか?

 日本代表を長年取材しているスポーツライターの木崎伸也氏は、鹿島アントラーズの監督として2007年度からJ1を3連覇したオズワルド・オリベイラ氏(64)と予想する。

「日本サッカーを熟知し、選手のモチベーションを高めるのが抜群にうまい。10試合以上得点のないFWにも『あなたの能力を信じている』と声をかけ、使い続ける。鹿島時代に指導を受けた内田篤人選手は『父親』と心酔しています。オリベイラ氏はもともとフィジカルトレーナー。選手の体調管理にも優れ、鹿島では足首や筋肉のケアをする最新鋭の機械を導入し、けが人を最小限に抑えた」

 唯一のネックは代表監督の経験がないこと。だが、「母国ブラジルで強豪コリンチャンスの監督を務め、00年に第1回世界クラブ選手権(現クラブW杯)で優勝した実績がある」(木崎氏)。現在はブラジル1部の「パルメイラス」の監督を務めているが、日本サッカー協会が違約金を払えば、交渉は可能だ。

 一方、スポーツライターの栗原正夫氏は、選手としてブラジル代表や鹿島で活躍し、引退後は「ACミラン」などで監督を務めたレオナルド氏(45)と予想する。

「イタリアの名門『ACミラン』では欧州CLの決勝トーナメントにも出場し、采配を振るっています。『代表監督の話が来たら喜んで受けたい』と本人も意欲を見せている。日本の一部スポンサー企業が、クリーンなイメージの回復を切望している状況も、『貴公子』レオナルドにとっては追い風でしょう」

 新監督は3月上旬にも発表される。腰を据えての采配を、次は見たい。

(取材班=今西憲之/本誌・一原知之、上田耕司、小倉宏弥、小泉耕平、野村美絵、牧野めぐみ)

週刊朝日 2015年2月20日号


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