NHK有働アナもメロメロ 「伝助萌え」現象とは? (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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NHK有働アナもメロメロ 「伝助萌え」現象とは?

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 物語後半に突入しても高視聴率を保つNHK連続テレビ小説「花子とアン」。中盤に視聴者の中心層である中高年女性の心をつかんだのは“道ならぬ愛”だ。主人公・花子の夫、英治にはもともと妻がいたし、花子の“腹心の友”で伯爵令嬢の蓮子は、夫がいる身でありながら年下の帝大生と駆け落ち。Wヒロインがそろって不倫していたのだ。

 花子の不倫はヒロインゆえに純愛路線で描かれたのに対し、“ドロ沼劇”として盛り上げたのが蓮子の駆け落ちだ。その功労者が、蓮子の夫・嘉納伝助。裸一貫、一代で巨万の富を築き上げた九州の石炭王で、金の力で華族の蓮子を妻にする。品も教養もなく傲慢で横暴な上、妾もいる。いわば「悪役」として登場した伝助だが、物語が進むうち、一目惚れした蓮子を一途に思う純情さ、金でしか愛を表現できない不器用さにキュンキュンする女性視聴者が急増した。

 週刊誌にテレビコラムを連載するライター吉田潮さんは、“伝助萌え”ともいえる現象を、次のように分析する。

「見合いの席で『方言をバカにされたくない』とひと言も口をきかなかったり、蓮子がドン引きするほどの高級宝石をプレゼントしたり。ある意味、チンケな男のプライドなのですが、視聴者の女性にとってはカワイイと映った」

 コラムニストの辛酸なめ子さんも、

「経済的に甲斐性がない男性が増えた現代、お金に糸目をつけない伝助の豪快な愛情表現はむしろかっこいい。個人的には、あの筑豊弁に萌えます」

 蓮子が見下すような態度を取るにつけ、伝助に同情する視聴者が続出。ツイッターには「#蓮子とデン」というタグが立ち上がり、「こんなに愛しているのに伝わらないなんて切なすぎ」「好かれようと必死でカワイイ」といったコメントが続々と投稿された。


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