羽生結弦が遠征先で「一人鍋」する理由 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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羽生結弦が遠征先で「一人鍋」する理由

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 ソチ五輪で金メダルの期待が高い選手の一人が、羽生結弦(19)。彼の高いパフォーマンスを栄養面からサポートしているのが、味の素社員で五輪選手の栄養指導をしている栗原秀文さん(37)だ。

「彼はもともと食べることに興味がなく、食が細くて、放っておくと全然食べない。好物はすしと焼き肉と公表していますが、それは自分が食べたい量を調節できるからなんですよ」

 昨シーズンは演技後、筋肉が疲労し切って、なかなか立ち上がれなかった。試合が終わるたびに風邪をひき、次の試合まで練習できないことも多かった。

 そんな羽生を栗原さんが担当することになったのは昨年7月。「4分30秒滑り切れる強い体づくり」と「風邪をひかないコンディショニング維持」を2大テーマに掲げ、「汁モノ作戦」に取り組んだ。

「彼は胃の動きが遅いので、食べ始めた直後、『だし』で胃の中のグルタミン酸を引き出し、食欲を刺激するようにしました。鍋好きなので、夜はいろいろな味をお母さんに作ってもらって。チゲ鍋が好きみたいですよ。海外遠征でも、レストランのサラダコーナーの野菜と自社製品の合わせ調味料を保存容器に入れ、レンジで一人鍋を作るよう指導しています」

 さらに栗原さんは、食事を楽しみなさい、と強調しているという。

「厳しく管理すると精神的なプレッシャーになりますが、楽しい食事だと摂取量も増えるんです。胃を萎縮させないことを重視しています」

週刊朝日  2014年2月14日号


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