小島慶子が実母との確執語る「母が連絡してくるたびに熱を出していた」 (1/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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小島慶子が実母との確執語る「母が連絡してくるたびに熱を出していた」

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北原みのり著/戸澤裕司写真

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 2014年1月に家族関係をつづったエッセイ『「自分」がしんどい』(新潮社)を刊行するタレントでエッセイストの小島慶子さんは、母と娘の間に感じていた確執をこう語る。

*  *  *
「さわらないで!」

 30歳のとき、産んだばかりの長男を強く抱く母に嫌悪感を覚えました。その後、母が連絡してくるたびに私は熱を出し、夫や子どもに八つ当たり。わき起こる強い怒りに、自分が恐ろしくなりました。

 33歳で次男を妊娠し、育児カウンセリングを受けて、初めて、怒りは「母と家族への抑圧された思い」と知りました。「苦しんでいい」とカウンセラーに言われてほっとしました。毎日3時間も母と言い争っていたなんて、私はひどい娘だったのでは……という罪悪感がありましたから。

 幼稚園のころ、運動会の絵が先生に褒められても、「ママ、こんな髪形じゃないわ」と言われる。中学のとき、友達を父親の職業で判断されて腹が立ち、何時間もかけてやめるよう説得した翌日、また「あの子のお父さん、二流企業だからダメね」。私がいら立ちを爆発させると「何が不満なの?」。母は祖母から愛情を得られなかった分、娘を自分の愛情に浸し切っていたのに、それが娘に通じないことにいら立っていました。

 それでも私がいちばん安心できるのは母の腕の中。いい大学に入り、1部上場企業に勤めて結婚する。母の期待通りの幸せを手に入れ、喜ばせたかった。


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