古田新太「隠すのではなく、禿を楽しむ」カツラのすすめ 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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古田新太「隠すのではなく、禿を楽しむ」カツラのすすめ

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神山典士著/今井一詞写真

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 俳優の古田新太氏は以前、舞台用にメイクをしたとき、眉毛を八の字に描き、「必要以上に可哀想に見える」ことに驚いたという。そして、男性カツラの新しい使い方について、こう提案する。

*  *  *
 以前からおいらは、禿(はげ)隠しのカツラだけでなく、おしゃれウイッグがもっと一般的になればいいのにと思っている。「それはお前がまだ髪の毛があるから、そんなことが言えるのだ。禿で苦労している人間によくそんなことが言えるな」と、おっしゃる方もいらっしゃいましょう。けど、そこも含めて、楽しみましょうよ。ボブとかアフロとかマッシュルームとか極端なスタイルにしちゃえば楽しくないかい。友人の俳優でも、見事なカツラライフを送っている人がいる。普段はザンバラのカツラをかぶっているのだが、老け役をやるときには脱いで地頭にするのだ。これは新しい。普通は役作りでカツラをかぶるのだが、役作りで脱ぐ。面白い。

 女性は普通におしゃれウイッグかぶってたり、レディースマープでボリュームアップとかやってたりするのに、男性はなぜだ。やっぱり考え方として、禿を隠す。この隠しているという行為に後ろめたさがあるのであろう。男らしさというものに背くのではないかと。だったらやっぱり楽しんじゃった方が良いのではないかい。禿を隠すのではなく、禿を楽しむ。禿げてないけどカツラを楽しむ。う~ん。おいらは髪薄いけど、そんなに悩んでないからな。悩んでいる人には戯言なのかな。どうでしょう。

※週刊朝日 2012年9月28日号


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