かなり前に人形供養についてご紹介する記事(「注目の「人形供養」には2つの面が… 「物供養」の背景にある日本独特の文化とは」)を書かせていただいた。それから時代はずいぶんと変わったようである。というのも、知り合いのお寺の住職が「檀家から頼まれたら断れない」とおっしゃって、人形などのお焚き上げをするようになった(檀家の分のみ)と言っていたのだ。5年ほど前は、人形を供養するという風習も広く知られていなかったし、寺社の多くはぬいぐるみなどの持ち込みを断っていたくらいなのだが、日本人の何が変わって人形も家族の一員となってしまったのだろうか。
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市松人形からゲーセンの景品まで 人形供養の風習を広めた京都のお寺
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