

鈴子
プロフィール
昭和生まれのライター&編集者。神社仏閣とパワースポットに関するブログ「東京のパワースポットを歩く」(https://tokyopowerspot.com/blog/)が好評。著書に「怨霊退散! TOKYO最強パワースポットを歩く!東東京編/西東京編」(ファミマ・ドット・コム)、「開運ご利益東京・下町散歩 」(Gakken Mook)、「山手線と総武線で「金運」さんぽ!! 」「大江戸線で『縁結び』さんぽ!!」(いずれも新翠舎電子書籍)など。得意ジャンルはほかに欧米を中心とした海外テレビドラマ。ハワイ好き
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なぜ浦島太郎の結末は不幸なのか? 浦島伝説の知られざるルーツとは
「慶運寺」の「浦島観音堂」には太郎が龍宮城から持ち帰った観音さまが祭られている 横浜市亀住町の浦島公園脇にある「浦島地蔵」 鹿児島県指宿市にある「龍宮神社」すぐそばには祈願貝に埋め尽くされた「浦島太郎像」も テレビCMでおなじみの三太郎(桃太郎、金太郎、浦島太郎)だが、以前からひとりの太郎にだけ違和感があった。それは最後に幸せになれない浦島太郎である。いじめられている亀を助けてしばらく幸せな竜宮城生活を送ったが、地元に戻ったら数百年も過ぎていてしかも玉手箱を開けたらおじいさんになってしまった。あまりに理不尽な説話である。浦島太郎に落ち度があるとしたら、「決して開けてはいけない」と言われた玉手箱を開けてしまったことだけで、それまで語られた「いい人」「弱きものを助ける人」「親孝行」といった面に救いがなさすぎる。「良い人→幸せな結末」「悪い人→不幸な結末」というモチーフで描かれるほとんどの日本昔ばなしからかけ離れた、珍しい不幸な結末である。


黒田官兵衛を陥れた“卑怯者”の代名詞・荒木村重に子孫が…! 波乱の画家・岩佐又兵衛
曽我蕭白「雪山童子図」紙本着色 一幅 169.8×124.8cm 明和元年(1764)頃 三重・継松寺 白隠慧鶴「達磨図」紙本着色 一幅 192.0×112.0cm 大分・萬壽寺 数年前の大河ドラマ「軍師官兵衛」で、主人公の黒田官兵衛が何度か窮地に陥るのだが、中でも過酷な土牢に監禁され、以後足に障害が残るという話があった。これは、織田信長への裏切りを考え直すよう赴いた官兵衛を閉じ込め、信長に徹底抗戦したあげく、結局敗戦色が濃くなると籠城していた城から単身逃げ出した荒木村重の所業である。最終的に人質として城に残った女子どもを、信長から皆殺しにされる結果を招いた。大河ドラマ視聴以後、荒木村重という名前が私の中では“卑怯者”の代名詞になっている。
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