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西尾典文

西尾典文

スポーツライター

プロフィール

西尾典文/1979年生まれ。愛知県出身。筑波大学大学院で野球の動作解析について研究し、在学中から専門誌に寄稿を開始。修了後も主に高校野球、大学野球、社会人野球を中心に年間400試合以上を現場で取材し、AERA dot.、デイリー新潮、FRIDAYデジタル、スポーツナビ、BASEBALL KING、THE DIGEST、REAL SPORTSなどに記事を寄稿中。2017年からはスカイAのドラフト中継でも解説を務めている。ドラフト情報を発信する「プロアマ野球研究所(PABBlab)」でも毎日記事を配信中。

西尾典文の記事一覧

「最近の選手は死球の避け方が下手」張本勲氏の主張は本当か検証した
「最近の選手は死球の避け方が下手」張本勲氏の主張は本当か検証した 先月21日、ヤクルトに新加入した嶋基宏が阪神との練習試合で右手に死球を受けて骨折。新型コロナウイルスの影響でシーズン開幕が再度延長されたことは救いだが、新天地での復活に向けて非常に厳しいスタートとなったことは間違いない。そしてこの嶋の死球について苦言を呈したのが球界のご意見番こと、張本勲氏だ。嶋の離脱直後に放送されたTBS系「サンデーモーニング」の中で、死球の避け方が下手だと一刀両断したのだ。更に張本氏は、今の球界には死球の避け方を教えるコーチがいないことについても言及した。では果たして過去の名選手たちは死球に対しても強かったのか。データを見ながら検証してみたいと思う。
とてつもない「拾い物」になる可能性も…まだ活躍が期待できる“元助っ人”は?
とてつもない「拾い物」になる可能性も…まだ活躍が期待できる“元助っ人”は? 新型コロナウイルスの影響でいまだに開幕の見通しが立たない今年のプロ野球。しかしここまでのキャンプ、オープン戦、練習試合で既にある程度弱点が見えてきている球団も少なくない。そうなるとシーズン中の緊急補強というケースも出てくるが、そうなった時に獲得しやすいのが日本でプレー経験のある外国人選手だ。そこで、昨年限りで退団した外国人選手の中から再び日本球界で活躍する余地のある選手はいないのか探ってみたいと思う。
えげつない強肩が話題に… 巨人・山瀬は“慎之助2世”として正捕手に君臨できるか
えげつない強肩が話題に… 巨人・山瀬は“慎之助2世”として正捕手に君臨できるか 今年も多くのルーキーが話題となっているプロ野球だが、一人の捕手がにわかに話題となっている。星稜からドラフト5位で巨人に入団した山瀬慎之助だ。山瀬が生まれたのは2001年の5月で、名前は当時巨人のルーキーだった阿部慎之助が由来である。そしてその名前の由来となった阿部慎之助が昨年限りで現役を引退し、今年から二軍監督として山瀬を指導することになったのだから、縁というものを感じずにはいられない。キャンプでは早くも阿部二軍監督が山瀬を叱咤する姿が報道されている。
全員「ドラ1」からプロでも一流に! 改めて感じる“法政三羽ガラス”の凄さ
全員「ドラ1」からプロでも一流に! 改めて感じる“法政三羽ガラス”の凄さ キャンプイン直後の先月7日、プロ野球界にショッキングなニュースが飛び込んできた。広島の元監督、山本浩二が膀胱がんと肺がんを患っていたことを告白。その他の疾患も含めて7度にわたる手術を受けていたことを発表したのだ。山本といえば4番打者として1980年代の広島黄金時代を支え、監督としても1991年にリーグ優勝を達成し、また2013年に行われた第3回WBCでは侍ジャパンの監督を務めたプロ野球界のレジェンドの一人である。幸いキャンプでは元気な姿を見せていたが、順調な回復を祈るファンの声は多い。
“失敗例”が多し… 韓国、台湾プロ野球の「好成績」は信用できない?
“失敗例”が多し… 韓国、台湾プロ野球の「好成績」は信用できない? 昨年チーム最多の15勝をマークした山口俊(ブルージェイズ)が抜け、先発ローテーション再編が課題となる巨人。そんな中で柱として期待されているのが、昨年KBO(韓国プロ野球)で17勝5敗、防御率2.62という成績を残したサンチェスだ。年俸3億4000万円の2年契約、背番号20という点でも球団の期待の高さがうかがえる。しかしオープン戦ではここまで2試合に登板して4回を7失点と不安を感じる出だしとなった。
楽天は野村監督を“これから”の時に… 指揮官の変更は「適切」に行われているか
楽天は野村監督を“これから”の時に… 指揮官の変更は「適切」に行われているか 今月11日、84歳で亡くなった野村克也さん。選手兼任時代を含めると南海、ヤクルト、阪神、楽天の4球団で監督を務め、歴代5位となる1565勝、そして歴代最多の1563敗という数字を残した。南海時代の貯金はあったとはいえ、ヤクルト、阪神、楽天と低迷していたチームを指揮しながら通算勝率が5割を超えているというのは見事という他ない。しかし監督生活がハッピーエンドだったかというと、決してそういうわけではないだろう。

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