大泉洋が明かす「ラジオもバラエティーも楽しめなくなった過去」 (1/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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大泉洋が明かす「ラジオもバラエティーも楽しめなくなった過去」

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福井しほdot.
「どうしようもなく北海道を応援したいという気持ちがある」と大泉洋さんは話す。(撮影/写真部・片山菜緒子)

「どうしようもなく北海道を応援したいという気持ちがある」と大泉洋さんは話す。(撮影/写真部・片山菜緒子)

 東京で見られるテレビは北海道では放送されないし、話題の舞台も東京でないと見ることができない。

「やっぱり東京か」

 大泉洋、45歳。子どものころから、そんな感情を抱いていた。

 大学時代は演劇研究会に所属。在学中に出演した地元・北海道のバラエティー番組「水曜どうでしょう」のヒットを皮切りに、ドラマでも役者として全国デビューを果たした。昨年だけで5本の映画に出演し、シリアスな役どころから頼りない中年オヤジまで演じ切る。バラエティー番組に「ゲスト」として出演しても、その枠を飛び越え、お笑い芸人さえも舌を巻くキレのいいコメントで笑いを取る。まさに、縦横無尽の活躍を続けている。

 だが、どれだけ有名になっても、地元への思いは薄れることはない。北海道がテーマの作品に出演が決まると、「自然と気持ちが一枚乗っかる」と言う。

【チーズを作る大泉洋さんはこちら】

「地元だからと演技が変わるわけではないけれど、思いは強くなる。北海道が舞台の映画が作られるだけでもうれしいし、そこに出演できることにもものすごく喜びを感じています。僕にはどうしようもなく北海道を応援したいという気持ちがあるんです」

 大泉が主演を務める1月25日公開の映画「そらのレストラン」の舞台は、北海道せたな町。人口はわずか8000人ほどながら、日本海に面した美しい自然が広がる “穴場”の観光スポットだ。「道民の人たちも気づいていない魅力を届けたい」と意気込む大泉は、父親の牧場を譲り受けてチーズ作りに励む主人公、設楽亘理(わたる)を演じている。
(C) 2018『そらのレストラン』製作委員会

(C) 2018『そらのレストラン』製作委員会


 2017年秋にクランクインした撮影は順調に進み、予定通り翌年の春には撮影終了。あとは公開を待つだけ――。そう思っていた矢先の18年9月、北海道を大きな地震が襲った。当時、東京にいた大泉も大きな衝撃を受けた。

「あんな地震が北海道で起きるのかとショックでした。ブラックアウト(停電)が長かったせいで、乳製品への影響も大きかったようです。今は手絞りではない酪農家さんも多く、乳を搾れなかったり、搾った牛乳を取っておけなかったり……」


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