「気の強さがわかるエピソードといえば、映画『ゆれる』(2006年)のオーディション時の話も有名です。真木さんが控室で待っていたところ、若くてかわいい子が入ってきたので、ライバルが来たと思いにらめつけたそうなんです。ところが、それは監督の西川美和さんだった(笑)。ライバルを威嚇する真木さん、失礼ながらすごくイメージ通りです。実弟が以前、バラエティー番組で『姉が怖かった』と告白していましたが、姉御肌なところや面倒の見さについても話していました」(同)

■過去にはSNSが炎上したことも

 親友の大塚愛からは、ワイルドな一面も暴露されている。「今夜くらべてみました」(日本テレビ系・2019年7月31日)で久々の再会を果たした真木と大塚。よく会っていた時期を振り返り、大塚は真木に「(真木の)車がボコボコなのを直してほしい」と注文をつけていたという。それに対して真木は「私、外国的な考えがあるのかな。車はボコボコにして乗ってなんぼだと思うんです。茂みの中に入って、バサバサバサって」と、野性味あふれる運転をしていることが判明。車はキレイにして「ちょっとこすっただけでも直しに行く」とMCのフットボールアワー・後藤輝基が話し始めると「そういう人、大嫌い」と一刀両断し、スタジオの笑いを誘っていた。

「真木さんは本当に裏表のないサバサバした性格なんです。ですから、公式HPの声明には『よく言ってくれた』『一石を投じた』という称賛の声も相次ぎました。『どうか、厳しい目で見張っていて下さい』という一文もあったのですが、『あたたかい目』としないところが彼女らしいところです。一方、今回の声明の裏には、2017年に起きたコミケ炎上騒動の苦い経験もあるでしょう。このとき、真木さんが軽い気持ちでコミケ出展を表明したことが愛好家からバッシングを受け、最終的に謝罪せざるをえない状況に追い込まれた。彼女はSNSの危険性を誰よりも知っている女優さんなんです」(週刊誌の芸能担当記者)

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所属タレントに寄り添っていく